司書とハサミと短い鉛筆
発売日 :
2008/07/10
そ、そなたっ! 拙の、拙の服はどこにやったのぢゃ!
読書嫌いの高校生・文人のもとに、ある日≪飛び出す絵本≫が舞い降りてきた。 そしてその≪絵本≫から、全裸の女の子が “本当に” 飛び出してきた!? フィフと名乗る少女は、「古典文学が実体化し街を混乱させている」と偉そうな講釈を垂れるものの、その姿はずっとシーツ一枚のまま。 慌てる文人を尻目に、さらにフィフは 「拙はそなたのものじゃ!」と言い始め、彼女と共に古典文学と戦う羽目に! ていうか、それより早く下着を履いて……! ちょっとHな学園文学(?)コメディが登場!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048671293
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みんなのレビュー
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中性色2015/11/0819個人的にとある要因として身体的退化をしてしまうヒロインってところにちょっと阿智っぽさを感じつつも。この人の場合はそういう算段がつく立場だからか1巻を説明回の如く使うからなぁ。1巻としてでなく作品の全体として出してくるような。主人公の能力などの設定もまだ使い余している感じだし、ヒロインに魅力があるとしてもまだ伝わりきらない感じ。禁書の関係に関しては童話やおとぎ話よりグリムっぽさを感じたかな。とりあえず言えることは、パンツはパンツがあるからこそであり、穿いてないはあまり武器にならない。個人的には雲木が好み。
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た〜2018/01/0514微妙だな― とりあえずメインヒロインのノーパンをひたすら強調するのは良かった(のか!?)次巻以降パンツはどうなる?
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クククワワワワククワガタ2016/10/1610巨大なハサミで戦うヒロイン、自分だけ時間の流れをゆるやかにしてその間を思考することに当てられる主人公の能力等設定が面白いですね。不満というわけではないけどバトル物っぽいのに導入部分が長い。1巻だし仕方ないか
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垢変更しました2016/01/027本が好きではない主人公は予想外だった。とある本を見つけてしまった少年は、それ故に事件に巻き込まれ、仕掛け絵本から飛び出した少女に救われて「禁書」回収に関わることになる。誰もが1回は考えたことがありそうな、飛び出す絵本のロマンの究極系とも言える設定にとてもワクワクした。にしてもそこの辺りをうまく生かしたものだ。文字を挟み込んだり書き換えたり、ある意味では記憶の改竄のやり方で最も整合性のあるやり方じゃないかと思った。実に面白い。キャラはフィフ。P253のハサミを持った立ち絵かっこ良すぎ。次も読みます。
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彩灯尋2015/06/216ヒロインの独特の話し方、ノーパン、なぜかモテ始める主人公などラノベの醍醐味(違う)が詰まった本だった。ファンタジーものではあるが、本を題材にしているのでわかりやすく面白かった。続編に期待。ちゃんとパンツ履いてるのかな。トモセシュンサクさんのイラスト、すごく好き。
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