烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

発売日 : 2008/05/10
剣闘士から一国の皇子へ──。 杉原智則が贈る、新ファンタジーが登場!
かつて高度な知能を持った竜が支配し、魔素を利用した文明に支えられた世界。 十年の間、戦争を繰り広げてきたメフィウスとガーベラは王族同士の政略結婚により、その長い戦いに終止符を打とうとしていた。
  幼い頃、戦争により故郷を追われ剣闘士となったオルバは、瓜二つの容姿をしていることから、婚礼を控えた、うつけと噂されるメフィウスの皇子とすり替わることになる。 一方、勝気なガーベラの姫・ビリーナは、皇子を篭絡して自国の利益を図ろうとひそかに決意する。 そんな二人の婚礼の途中、何者かの襲撃があり!?
 二人の思惑と和平の行方は──?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048670630

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/01/16
    正統派な戦記物といった印象。まだ1巻という事で少々盛り上がりに欠けていたけどそれでもキャラ、世界観の顔見せとしては十分な出来でした。剣闘士として過ごしたことで得た残虐さと子供のようなまっすぐさの二つを持った主人公のこれからが楽しみですね。とりあえず次巻からは他の国も含めた陰謀戦になってくるのかな? オルバとビリーナの二人が今後どのように影響を与え合い成長していくのか期待したい。こういう派手さはないけど堅実な戦記物はやっぱり面白いな。
  • ハル
    2014/11/30
    「聖剣の姫と~」で知った杉原さんの別シリーズ。 奴隷であり、剣闘士として抜群の才能を持つ主人公オルバ。無能な王子と瓜二つであり、死んだ王子の身代わりとして生きることとなる…というよくありそうなファンタジー。「聖剣の姫」シリーズとの大きな違いは、全体的に重めなストーリー展開であるところか。自分の家族を殺した王族や将軍を憎み、復讐のために王子という地位を利用しようとする…というのはなかなかです。 ジャンルとしては戦記もののようで、軍略やら戦闘シーンはなかなか良い感じ。続きも読もう(*゚▽゚)
  • マッチ
    2012/11/26
    ライトノベルの域を超えた文章力を感じました。まさに読ませる文章。内容もファンタジーというよりも、一人の少年の戦記といっか感じ。重量感ある世界観、主人公の設定。面白いです!
  • ノイス
    2013/09/27
    主人公のオルバがなかなか尖っていて面白い。知識は厖大な量の読書から、身体能力は幼少からの想いと剣闘士としての経歴と設定に無理もなく、すぐに物語に溶け込めた。経済的な話が出過ぎでない程度に敷かれた政治的駆け引きも味があり、所々に漏れ出す史実もくどくない。ここまではまれる話は久しぶりかな。
  • dorimusi
    2025/02/08
    図書館本。 前から読んでみようと思っていた作品。 読後感としては良かったし先も気になるので読んでみようと思うものの、宇宙設定必要か?と思ってしまうくらいには世界感と宇宙船とかって言葉が合わない。前半はなかなか入り込めず。 将来回収される伏線なのかな?他にも思わせぶりに語ってた人たちと絡まず1巻が終わるのでちょっと肩透かし。まぁ今後の伏線だと思いますが…1巻面白かったら買うつもりだったけどこれは全部図書館でもいいか…?