さよならピアノソナタ 2

発売日 : 2008/03/25
四人そろったはじめての夏 恋と革命の舞台は海での合宿へ―― 音楽に彩られたおかしくてせつない物語、第2弾。
天才ピアニストにしてピアノを弾かず、人を寄せ付けない蛯沢真冬をギタリストとして迎えた民俗音楽研究部は、自称革命家の部長・神楽坂響子の独断と独走により海へ合宿にいくことになる。海といえば海水浴!と妙にはりきる幼なじみ・千晶、珍しく思い悩んでいる様子の神楽坂、そしてやっぱり部活に馴染みきれない真冬。そんな三人との合宿で波乱がないわけはなく、ナオはすっかり翻弄されるが――。おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー、第2弾。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840241953

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みんなのレビュー

  • よっち
    2014/08/04
    無事アメリカから戻ってきた真冬を確保しメンバーとして迎えた民音が、神楽坂先輩の独断と独走により海へ合宿に行くことなるお話。合宿を通じて神楽坂先輩や千晶との掛け合いも増えてきた真冬は、一方で自分が不純な動機でバンドにいると悩む展開。まあナオが鈍過ぎるのがそもそもの問題なんですが、真冬もちょっと不器用で、少なからず難しい子ではありますね(苦笑)誤解で真冬が失踪しましたが、メンバーそれぞれが頑張って少しずつその距離も縮まりつつあるのかなと。健気な千晶は応援したくなるんですが、なかなかうまくいかないものですね。
  • まりも
    2015/02/06
    アメリカから戻ってきた真冬を確保し、本格的に動き始めた民音が初めてのライブに挑む話。合宿を通してバンドメンバーとの距離が縮まる事で不純な動機で入った事に悩む真冬。千晶と神楽坂先輩も今まで見せなかった弱さや脆さが見えるようになってきたりと人間関係が出来上がってきた事で色々と面白くなってきましたね。真冬も大概だけどナオの鈍感具合も面倒臭いな笑 まぁ、この面倒臭さが王道作品の良さなんだけど。不器用な彼らの頑張りが実を結んだ初ライブの成功は素晴らしかったです。次巻も期待。
  • オセロ
    2024/12/15
    【KU】真冬をギタリストに、ナオをベーシストに加えて、本格的にバンドとして動き出し、響子先輩の発案の元、ライブに向けた合宿に向けた合宿に趣いた一同。そこで真冬がバンドにいる理由を考えても答えが出なくて、思い詰めて、自分と向き合って…。真冬とナオの面倒臭さは筋金入りで、何度素直になれよって思ったことか分かりませんが、遠回りしたことで心を一つに出来た彼らのライブの結末は本当に良かったです。
  • そのぼん
    2013/01/15
    前作では少年と少女、そしてメンバーの出逢いがメインでしたが、今回は徐々にメンバーの距離が縮まって来ている感じがして、読んでいて楽しかったです。海辺での合宿があるあたりはライトノベルらしいかなと思いました。ピアノを弾かなくなった少女が殻を突き破ってくれることを祈りたいです。
  • 芳樹
    2023/08/15
    ネタバレあり
    民俗音楽研究部の夏合宿で水着回。と、それだけ見ると脳天気な感じがしますがやはりシリアスな雰囲気が通奏低音のように流れています。バンドメンバー集めの「起」が前回としたら、今回はバンドが一つに固まる「承」にあたる回と言えますね。真冬の面倒くささが炸裂しますが、それが彼女の魅力でありましょう。ナオが彼女とバンドのために誠実であるのは良い点ですが、恋愛面における彼のあまりの鈍感さはもはや重罪。千晶からの罵倒はまさにその通りで…。そんなネガティブな部分を打ち消すライブシーンの熱さにはグッとくるものがありましたね。