付喪堂骨董店 “不思議”取り扱います 3

発売日 : 2007/10/25
こちらの品は、お奨めできない事情がありまして──。
スレンダーな大人の美人と無表情な少女、そして、見た目は普通の少年。 付喪堂骨董店は、三人の大騒ぎで今日も賑やかです。 お客さんの声が聞こえないのはご愛嬌。 つまり、付喪堂は今日も暇でした。 お客さんは来ませんが、付喪堂には不思議な事件だけは舞い込んできます。 ちょっとそんな話をしましょうか。
 最近、恋人を亡くした少女がいました。 そんな彼女は、夢の中でなら好きな人に会えるという、不思議な “香炉” を手に入れます。 あなたなら夢の中に逃げますか? それとも所詮は夢と割り切って、辛い現実を生きますか? 彼女の選択は── それはあなたが確かめてください。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840240321

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

電撃文庫の新刊

  • 安達としまむら 13
    安達としまむら 13
    高校生活、最初で最後の文化祭がはじまる。
    入間人間 (著者) / raemz (イラスト) / のん (キャラクターデザイン)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    メイドの観察眼、魔都においても曇りなし――極上の魔術ミステリ第2弾!
    白金 透 (著者) / 天野英 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    今度は後輩美少女に秘密を握られまして……。
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • エルフの渡辺 3
    エルフの渡辺 3
    日常とファンタジー、二つの世界が歩み寄る。
    和ヶ原聡司 (著者) / はねこと (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    聖職者コルと賢狼の娘ミューリの世界を変える冒険譚、堂々完結!
    支倉凍砂 (著者) / 文倉十 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 佐島楓@入院中
    2015/07/24
    第三章から四章への流れがとてもよかった。なんでこうふたりともツンデレなんだろう・・・。いっそくっついちゃいなさいよ、と思ったのは私だけではないはずだ。
  • しぇん
    2023/01/19
    再読。変わらず救いが無いお話も多めですね。夢の話は本人は救われているのでしょうが、バットエンドですよねぇ。何時もの甘い4話に夢の話から繋げてくると思いませんでしたが、キスするかもと、一生懸命歯磨きする二人など相変わらず可愛らしい描写が秀逸で良かったです。
  • 中性色
    2016/06/10
    アンティークをめぐる不思議話集第3弾。さまざまな書き方や方向性を見せられるので、この手の作品にありがちななんだかんだで助かる感をうまく隠している。いや、別に必ずそうなるってわけでもないが。にしても、最終章は毎回甘いのはいいんだけど、前の関係でずっとブラック飲んでた途端にいきなりマックス出された気分。そんなに似たもの同士なんだな。
  • END
    2014/03/15
    もしも、自分の大切な人を亡くしてしまったら。そして、夢の中だけでもその人に会えたら。多分、麻耶と同じ方法を選んでしまうのだろう。この『夢』は、3巻までの話で一番良かった。刻也が見せられた夢。大切な人を亡くした事を受け入れられなく、現実を否定しようとする姿に、少し涙ぐんでしまった。今回は、切ない話ばかりだった。その分、ラストの『眠り姫』での2人には、ニヤニヤしながらもホッとさせられる。
  • 烟々羅
    2013/09/18
    この巻で、悪意をもち客に本当のアンチークを売るもうひとつの骨董店とおぼしき存在が匂わされる。 (と思わせておいて、主人公の職場の裏の顔だったりするかもしれないような、どちらともいえない書き方で)