奏でる少女の道行きは 黄昏色の詠使い2

発売日 : 2007/05/25
自分の進むべき道。それを探す召喚ファンタジー!
夏の移動教室へきたクルーエルとネイトたち。クルーエルは、ウキウキする反面、自分が使う召喚術・名詠式への悩みを抱えて複雑な気持ちだった。そんな中、移動教室の近くの研究所で人が石化する事件が起きて……!?

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/03/12
    再読。ネイトがすごくヒロインしてますね。今回は祓名民でありながら名詠式を学ぶボーイッシュ少女エイダがメインとなる話。人物の心理描写が相変わらず丁寧で読んでいて引き込まれる。ネイトだけでなくクラスメイトたちにスポットを当てることで作品に広がりを持たせるっていうのはいいな。ただその分カインツたちといったメインメンバーの出番が極端に減るのが残念ですが。まぁ盛り上がるのはここからなので次巻を読みましょうかね。
  • 雨ヨ@感想後まわし;
    2013/02/05
    最初から決められた道を歩む者っていうのは選択が無く楽なのか窮屈なのか。エイダはしかもその道がドンピシャだったのがまた悩ましかったのだろうな。一度離れてみて分かることってある。道を2つ選んだのはエイダらしい。
  • たく@ぼっち党員
    2015/07/10
    表紙の右側、エイダがメイン。素晴らしいね。二巻にしてこの熱さ。葛藤の果ての決意を胸に、少女は…。最後のオチもいい。素敵。
  • カインズ
    2012/06/29
    【討て、友守るため】名詠式が根幹をなしていた前巻と打って変わって、武闘派少女が大活躍する巻。己の道に確固たる自信を持てないながらも、自らの大切なものを守るために決心する姿が胸を打つ。他人と違うということの恐怖、排斥されることへの不安、そんなものを払拭するクラスメイトの暖かさはいかばかりか。
  • 仔羊
    2011/09/18
    作品の半分ほどがバトルものであるにもかかわらず、こんなに心に響くのはなんでだろう…。二つの別れた道に迷うエイダの決意が丁寧に優しく紡がれていて戦闘中でもとても感動しました。ネイトくんとエイダさんの境地は似ていて今後に助け合うこともあるのでしょうか。何気に凄くなっていたクルーエルさんとも合わせて期待を膨らませて次巻へ…