付喪堂骨董店 “不思議”取り扱います

発売日 : 2006/10/25
不幸になるか、幸福になるかは手にした人間次第……。
この世界には『アンティーク』と呼ばれる物がある。年代物の骨董品や古美術品のことではない。幸運を呼ぶ石、未来の姿が映る鏡など、不思議な力が宿った器物を指す。 世の中は広いもので、そんな怪しい物を扱う店があったりする。付喪堂骨董店~FAKE~。だが、名前の通り扱っているのはそれの偽物ばかり。無愛想な少女が不気味な品ばかり勧めるので閑古鳥が鳴いている胡散臭い店なのだ。でも、ごくまれに本物が舞い込んでくるから面白い。
 では、そんな変わった品を手にしてしまった人たちのことを、これからお話ししよう。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840235945

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

電撃文庫の新刊

  • 安達としまむら 13
    安達としまむら 13
    高校生活、最初で最後の文化祭がはじまる。
    入間人間 (著者) / raemz (イラスト) / のん (キャラクターデザイン)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております 裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿 2
    メイドの観察眼、魔都においても曇りなし――極上の魔術ミステリ第2弾!
    白金 透 (著者) / 天野英 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 3
    今度は後輩美少女に秘密を握られまして……。
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • エルフの渡辺 3
    エルフの渡辺 3
    日常とファンタジー、二つの世界が歩み寄る。
    和ヶ原聡司 (著者) / はねこと (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする
  • 狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 13 羊たちの宴
    聖職者コルと賢狼の娘ミューリの世界を変える冒険譚、堂々完結!
    支倉凍砂 (著者) / 文倉十 (イラスト)
    発売日: 2025/11/08
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ううち
    2015/11/01
    タイトルに惹かれて。アンティークという不思議な力を持った品物に絡めたちょっとブラックなミステリー?途中で人物を見失う所もありましたが、主人公が落ち着いた雰囲気なせいか、淡々と進むのでさらりと読めました。咲ちゃんが可愛らしい。
  • 佐島楓@入院中
    2015/07/22
    不思議な力を持つ「アンティーク」を取り扱うお店で働く少年と少女の物語。第一話のお話の持っていきかたがすごく良くて、引き込まれました。比較的落ち着いた文体も好み。二巻に行きます。
  • 中性色
    2015/04/30
    ある意味この作品もラノベで考えてみればアンティークだよなぁ。初版06年だぜ?ただ、この手の作品にしてはちょっと微妙かな。短編形式なので区切りよく読んでいけるところとかはいいんだけど。メインキャラ以外は使い切りになってしまう仕様だけど、そういう意味ではしにがみのバラッドなんかはうまかったな。これもそんな感じなのかどうか。個人的には最後の章を読むために読んだ感じがしてしまったかも。
  • そのぼん
    2013/06/21
    『アンティーク』と特殊能力を扱った作品でした。・・・が、何故か作品に馴染めないまま流し読みになってしまいました。何となく不気味な雰囲気は悪くないんじゃないかと思って読み始めたのですが・・・残念でした。
  • しぇん
    2023/01/16
    再読。アンティークという超常の道具を扱うお店を舞台にした短編連作。アンティークに心奪われて道を踏み外してしまった人など少し切ない話が多いですが、毎回最終話だけ主人公二人のちょっとずれたイチャイチャ話が読めて凄く好きなシリーズでした。久しぶりに読み返してみましたが、今でも充分楽しめて良かったです