七姫物語 第4章 夏草話

発売日 : 2006/09/25
ただ、知らないことを知りたいと思った――。
七人の宮姫が立つ世界―― 東和の地。 対立していた三宮常磐姫と会談し、その和解を人々に示した空澄姫。 空姫とも呼ばれる彼女は、市井の少女カラスミとしてツヅミの街に立っていた。 探し求めていたものを見つけ出すために……。心に沁みる少女の成長物語。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840235617

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みんなのレビュー

  • 幸音
    2015/12/22
    初夏、三宮ナツメ、双子都市マキセとクラセ、そして七宮カセンの四都同盟に向けた話。ツヅミの街を、宮姫をクビになったカラスミが歩く。カラスミの宮姫クビ云々に関してp117で衣装役さんに尋ねたのに無視されてしまうトエルに笑ってしまった。p74~の三宮・常磐姫と親睦の席を設けて甘酒を飲みながら話すシーンが良かった。p105でエヅと常磐姫による姉弟のような、ほとんど遠慮のないやりとりが好き。カラとエヅの再会も嬉しい。終盤、彼女との対話でカラスミが想いを伝えていくのがいい。のんびりした空気とピリッとした空気が混合。
  • 2020/02/27
    電子書籍。読み放題。三宮と七宮の同盟。ツヅミでの日々。他の姫様視点もありながら、空澄視点がメインの印象。一見穏やかなようで、策謀が乱れ飛ぶ。それを空澄はただただ見つめる。カラカラとクロハではなく、空姫と黒姫として出会うことを望む彼女らの次の出会いが楽しみ。
  • ソラ
    2010/04/21
    内容(「BOOK」データベースより) 七人の宮姫が立つ世界、東和の地。七宮の称号を持つ空澄姫は対立していた三宮常磐姫と会談し、その和解を人々に示した。だが、各勢力との対立はまだ続く。そんな最中、空姫と呼ばれる少女は、市井の少女カラスミとして、ツヅミの街に立っていた。そこはかつて、琥珀色の姫を掲げていた水都ツヅミ。人々を見上げ、出会い、すれ違い、そして再会し、少女は歩き続ける。そして、その眼差しは探していた光景を見つけ出す―。
  • Mu@仔羊堂
    2012/02/20
    前巻では戦争目前の緊張感があったけど、今巻ではいつもどおりの緩やかな時が戻ってきた。この緩やかさが好きだなあ。物語的にはいろんな人達の外交的駆け引きが描かれるわけだけど、そういう事を全部引っ括めてカラの素直な好奇心が物語を明るい雰囲気にしている。そういう意味で、やっぱり本作の主人公はカラなのだ。そして、この巻のハイライトは、カラがクロハと再会する場面。彼女にとって特別な存在だったクロハ。けれどその誘いにカラは気後れすることもなく自分の意志を示してみせる。これこそ彼女の魅力だと思う。カラの今後を期待したい
  • フブキ
    2011/06/13
    最終巻発売に向けて再読。四都同盟が出来るまでの流れ。そしてクロハさんとカラさんの対面。ゆっくり流れているようでいて、ちゃんと終結に向けて動いてたんだなあ。