天空のアルカミレス

発売日 : 2006/04/25
アクション・ホラーシリーズ第1弾
繁栄を謳歌する人類文明の陰で、静かに歴史に埋もれていくはずだった闇の眷属―“獣”。だが何者かがもたらした“戦器”が、彼らの運命を変えた。本来の力と本能を取り戻し、再び人を狩る存在となったテリオンを前に、人類に為す術はなかった―。篠宮拓也は、兄妹同然に育った礼菜と共に私立東堂学園に通う平凡な高校生。だが転校生・久慈日向子に心惹かれたときから、彼の日常は崩壊してゆく。街に跳梁するテリオンの陰、そのテリオンを追っているという日向子―。そして失われていた幼い日の記憶を拓也と礼菜が取り戻した時、運命の輪は回り始める!アクション・ホラーシリーズ第1弾。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840233972

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みんなのレビュー

  • konkon
    2017/01/21
    ストーリー的にはああそうなのという感じ。もありましたが、愉しめました。
  • 薄荷飴
    2014/09/25
    五週はしてますが、定期的に読みたくなる三上作品。自分にとっての初三上作品でしたが、王道のストーリーを追っていますがなかなか地味(褒め言葉)。ですが、それを補ってあまりあるヒロインの魅力がツボにハマった記憶があります。主人公が強力な力を手に入れるという要素はあらゆるサブカルに盛り込まれていますが、この方のそれは必ず何かしらの制限をつけているので〝強い力も持ちながらも安易に使えない〟を強調しているのが好きですね。力だけでなく頭も使うバトル展開がなかなか燃える・・・のはこれ以降。今回は露骨な幕引きです。
  • ナス隊長
    2013/07/15
    『生い立ちだけが特殊な、平凡な少年(中高生)が異能の力を持つ美少女と出会い、特別扱いされることで、特別な存在として覚醒していく』という『電撃公式』的な『中高生の理想の物語』の基本路線に仮面ライダーのような変身システムを採用した一作、と言えるか。ただ、仮面ライダー的な楽しさよりも電撃的ボーイミーツガールに終始してしまった感じで、当時読んでいた作品が『電撃公式BmG』が多く、いまひとつと感じてしまった。また二巻以降に露骨に続いていく内容ではあるが、一冊としての物語は、一応まとまっており悪い作品ではない。
  • 栗山いなり
    2017/12/31
    人ならざる化け物とそれに対抗する力を持つ人間との戦いが描かれるバトルアクション。ラノベのアクション物としては結構オーソドックスだと思ったけど主人公とメインヒロインが良いキャラで感情移入しやすかったな。作者の代表作となるビブリアを思わせるミステリーチックな展開も面白かった。さて、この後どうなるのか
  • エノキ
    2012/08/14
    ネタバレあり
    スケールが大きいように見えて小さい話。登場人物も限られているし、舞台も狭い。敵のスケールが大きく感じられないのが、一番の問題だとは思うけど、敵とのバトルも全然盛り上がらないし、魅力的なキャラも存在しない。全体的にいまいちな話としか言いようがないかな。