キ-リ 9 死者たちは荒野に永眠(ねむ)る

発売日 : 2006/04/25
車窓に忘れられない日々が映る。少女を待つ終着地とは?
この惑星に奇跡の力を持った誰かがいるのなら、願わくはどうか、もう少しだけ彼女と一緒に……。キーリとハーヴェイ、そして彼らを取り巻くすべての人々がたどり着いた “終わり” と “始まり” とは!? 第9回 電撃小説大賞<大賞> を受賞した人気シリーズ、堂々完結!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784840233897

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みんなのレビュー

  • あおでん@やさどく管理人
    2015/10/16
    涙もろい人なら最初の方からずっと涙が止まらないのではないだろうか。下巻は「償い」と「赦し」の物語。いつまでも罪を償おうとする人、それを赦してあげる人、そして誰かを幸せにしてあげたいと願う人。そんな人の優しさが、「終わり」から「はじまり」を生み出していく…。
  • ひなた*ぼっこ
    2019/05/12
    一冊まるまるエピローグ。幼少期から今までを振り返るダイジェストみたいで、バラード系のエンディングテーマを流しながら見たい感じ。とても良いものを味わった読後感。1巻の副題との差異もじわじわ来る。安らかに永眠れますように。
  • ココ
    2020/04/21
    ネタバレあり
    ハーヴェイの最期は穏やかで、1度は全てを諦めた彼が生きる意味を見つけて、それは同時にキーリを救い、ユドを、ヨアヒムを、ベアトリクスを、そして兵長を救い、長い戦争に本当の意味で終止符を打った。「キーリと会えてよかった。今の時代に生きててよかった。ーーこの惑星のすべてに。俺は今、感謝しています」キーリともう少しだけ生きたいと願った時、泣きそうになった。キーリが出逢った大事な人たちは誰も残らない。でもハーヴェイがこの惑星を好きだと思ってくれた、それだけでキーリは幸せだと思う。この物語に出逢えて本当に良かった。
  • らじこ
    二人の恋路の行方にも明確な方向性が見えて、ホッと一安心&胸キュン(笑)この現実社会でも、ただ生きる……ということがすごく大変で。生きることそのものが辛く、苦労だというのに。今までずっとひとりぼっちで自分の闇と戦ってきて、キーリと出会ってからも彼女を守っては痛い思いして、死にかけてばかりだったハーヴェイが、ようやく楽になれた気がしました。本当に今までお疲れさま、ハーヴェイ。
  • まろりん
    2015/07/27
    ハーヴェイの生き様に敬礼。最初の頃と比べるとハーヴェイの意識もかなり変わったけど、その経緯が切なくも胸をうたれた。キーリとハーヴェイ、兵長、ベアトリクス、かかわった期間はハーヴェイの今まで過ごしてきた時間に比べて期間こそ短かったけど、その時間はつらい事もあったけど、とても大事な、神を信じていなくても神に感謝したいぐらい大切なものになったんですよね。大切な人たちとずっと一緒にいたいという願い、でもいずれ何らかの形で終わりはくる、その狭間で揺れる心情を描ききってくれたこの作品に出会えた事に感謝。