断章のグリム 1 灰かぶり

発売日 : 2006/04/25
それは時に負の『元型』の塊である『童話』の形となり──。
人間の恐怖や狂気と混ざり合った悪夢の泡。それは時に負の『元型』の塊である『童話』の形をとり始め、新たな物語を紡ぎ出す。そして、悪夢の中で出会った蒼衣と雪乃の二人が辿る物語とは──。鬼才が贈る幻想奇譚、登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840233880

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/01/13
    グリム童話を元にしているだけあってグロ要素がハンパない。特に血だらけの足を引きずる描写は目を覆いたくなるレベルです。グロはそこまで苦手という訳ではないので大丈夫でしたが1巻目でこれとか先はどうなるんだ…とりあえずグロさは置いといて今のところ魅力的に感じるキャラがいないのが難点。童話の解釈が中々面白く作風自体も嫌いではないので今後に期待かな。
  • 藤月はな(灯れ松明の火)
    2021/05/24
    大学時代に少し、読むもギブアップした作品をようやく、読もうと思い、読破。改めて読むと、痛みと生理的な嫌悪を伴うグロテスク描写よりもままならない関係性とそれに対して二律背反する心情の方が身近過ぎる為、読んでいて居た堪れなくなる。母親に虐待されても母親が悪く言われる事を嫌がった眞衣子ちゃんが先生にああした理由がストンと胸に落ちる。当事者の気持ちを丁寧に掬い取らず、一方通行な同情をされてもね・・・。後、蒼衣君に対して淡い好意を抱いた理由が何気に傲慢なのも、痛みを伴う贖罪に対しての喜悦も嫌になる位、生々しい。
  • Yobata
    2014/06/23
    人間の意識に存在する神。その神の見る悪夢が泡となり人間の意識に浮かび上がると恐怖や悪意や狂気と混ざり合い、「童話」と似た形で怪現象を引き起こす。普通であることが信条の白野蒼衣はある日、その怪現象に巻き込まれ一人の少女と出会う…。初甲田作品。グリム童話を題材とした暗黒メルヘンもの。童話は児童文学として子供たちに教訓を教えるように優しく改変してあるが本当は人の醜悪さや悪意の本質を描かれてるとされるグリム童話の話の内容を様々な視点,観念から考察し色々なメタファーとして登場人物達の抱える苦悩や影に投影されていて→
  • た〜
    2015/05/26
    悪くはないのだけれど、世界観の説明的な部分が多くて物語に入り込みにくい。風乃に比してメインのキャラたちがいまいち印象に欠ける。でも世界観が確立していくであろう次巻以降は期待できそう。それとエグみの強さがなかなか良い
  • 坂城 弥生
    2022/02/26
    『Missing』シリーズに引き続き再読です。