天嬢天華生徒会プリフェイズ
発売日 ：
2025/06/10
――これは、天祿院凰華の奉仕録であり、その帝王学の実践録である。
やっとのことで教員資格をとったぼくが紹介された就職先は、総生徒数25万人の《天涯学園》。半島ひとつがまるごとキャンパス、学園都市を超えた独立学園国家だった。
着任早々とんでもない事件に巻き込まれたぼくを救ってくれたのは、生徒会長にして学園の《王》、天祿院凰華。
「先生はこのわたしが一生涯添い遂げ、尽くす方ですので！」
謎に距離が近い彼女によって生徒会執行部の顧問に据えられたぼくの、不安も刺激もたっぷりの教員生活が始まる！
「世界でいちばん透きとおった物語」の杉井光が贈る、桁違いスケールで送る極大学園ラブコメミステリ、堂々開幕！
着任早々とんでもない事件に巻き込まれたぼくを救ってくれたのは、生徒会長にして学園の《王》、天祿院凰華。
「先生はこのわたしが一生涯添い遂げ、尽くす方ですので！」
謎に距離が近い彼女によって生徒会執行部の顧問に据えられたぼくの、不安も刺激もたっぷりの教員生活が始まる！
「世界でいちばん透きとおった物語」の杉井光が贈る、桁違いスケールで送る極大学園ラブコメミステリ、堂々開幕！
- レーベル： 電撃文庫
- 定価： 792円（本体720円＋税）
- ISBN： 9784049157024
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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オセロ2025/06/2356ネタバレあり悪くはないけれど、期待値が高かった分だけ若干の拍子抜け感が。 そもそも、いろいろ規模がおかしいんですよね。やたらと「〜億」とか出てきてすごく見せたいのでしょうが、逆に現実味がなくて凄さが伝わらない。目玉の叙述トリック自体は面白いと思ったものの、うっすら気付いてたからそこまで驚きもなくて。まぁ、物語の導入と考えれば悪くはないのかもしれませんが、ところどころで置いてけぼりにされた感は拭えませんでした。
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芳樹2025/07/2530ネタバレあり【BW】公開されているあらすじと読んでいる途中で受ける印象との齟齬がものすごく大きくて、これは海のものとも山のものとも知れぬ作品だなあ、というのが第一印象でした。そして、最も気になったのが主人公である「ぼく」と、「ぼく」が教員として担当することになる生徒会執行部・庶務の転校生女子、緋奈乃の物語全体における存在感のあやふやさ。それが恐らくこの作品に仕掛けられたトリックだろうと思いましたが、まさかこういうオチとは…。叙述トリックにまんまと嵌められましたが、実に楽しませて頂きました。続編を心待ちにしております。
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よっち2025/06/1130やっとのことで教員資格をとった26歳の「ぼく」が、紹介された半島がまるごとキャンパスの独立学園国家《天涯学園》に新任教師として赴任する学園ラブコメミステリ。着任早々爆破事件に巻き込まれたぼくを救ってくれた生徒会長で学園の《王》天祿院凰華。謎に距離が近い彼女によって生徒会執行部の顧問に据えられ、生徒会の個性的なヒロインたちとと知り合い、背景と目指すべき目標を知らされる構図。そこから凰華の又従姉妹・珠音と激突する展開で、著者さんらしいテンポの良い掛け合いを楽しみながらたどり着いた思わぬ結末には驚かされました。
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星野流人2025/09/0619日本から独立して存在する、学園国家を舞台にした生徒会の物語。色々とダイナミックで、読んでいて楽しかったです。生徒会メンバーが個性豊かで、すぐセクハラまじりのコミカルなやりとりが始まるのが、かなり杉井さんっぽくて良かったです。慣用句なのにえっちな意味に捉えて脱ぎだしてしまう竜胆が、めちゃくちゃかわいかったです。なのに見せ場では誰よりもカッコよくて……なんなんだこいつ。ずるだろ。ただ個人的には読み始めてすぐに明らかな違和感を感じて、とあるトリックに気づいてしまったため、ミステリとしては楽しみきれなかったかなと
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アウル2025/06/1217ネタバレありやっとのことで教員資格を取った主人公が紹介された就職先は、総生徒数２５万人の天涯学園という半島まるまるがキャンパスという独立学園国家だった。着任早々とんでもない事件に巻き込まれたが、生徒会長にして『王』である凰華に助けられ不安一杯、刺激も一杯な教員生活が始まるといった話。う～ん、下手に感想書いたらネタバレしてしまうしそれするとこの面白さがガクッと下がってしまうんよな。（個人的主幹です）気になった人は買ってとしか言えないや。
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