創約とある魔術の禁書目録 12

発売日 : 2025/04/10
上条当麻へ。君にさよならを言うには、あまりにも早すぎる――。
冬休み最後の日、学園都市は悲しみに支配されていた。
 上条当麻の死。
 あまりに唐突で、あまりに理不尽な現実に、彼を知る者たちは現実を受け入れることができない。
 インデックスは寮の鍵をかけながら、もう帰ることのない主を想い、御坂美琴と食蜂操祈も、喪服の襟を正しながら、その死を未だ信じられずにいた。
 吹寄制理、青髪ピアス、クラスメイトたちも、告別式の準備に追われながら、彼の存在の大きさを思い知る。
 上条当麻はもういない。
 果たしてこの世界はどうなってしまうのか。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784049162264

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みんなのレビュー

  • 燃え尽きタコ
    2025/06/05
    ネタバレあり
    上条の葬式と蘇生って題材にしては普通の巻。内容はともかく上条の意識改善が随所に見られるところは好き。戦場で銃の引き金を引けるタイプの人間になっちゃったのは少し寂しいところもあるけどねー。あとはアリスがかわいい。アリス、アンナ、アラディアと創約の新ヒロインズは個人的に刺さる子多くて良いですね。 ……はい、では今巻の二大何してんねんについて触れましょう。 ステイル・マグヌス、正直インデックスをイギリスで穏当に引き取るために行われた暗闘による犠牲や代償を想像すると気持ちは分からんでもない。わかんなくはないけど
  • ソラ
    2025/04/26
    【読了】D 生き返ってみんな喜ぶ流れかと思いきや感染を疑われすぐ戦闘に巻き込まれるとか本当に上條さん。
  • リク@ぼっち党員
    2025/04/13
    ネタバレあり
    死んだ人間が生き返ることをめでたしで終わらせない。その辺りは学園都市らしさか。しかし上条当麻が死んでも想像より動揺が少なかったのが意外すぎた。五和とか☆くらい取り乱すものだと…。突然のことで感情が追いついてないのと、整理する前に生き返ったせいもあるだろうけど。アリスと早い段階で再会できたのは戦力的にも精神的にもデカかった。そして勃発する『超絶者』と『魔神』のカード。そこに食いつく魔術師の信念は当麻と同じ匂いがして、確かに好敵手だ。メンヘラすぎる☆のせいでクソ面倒な状況になったが、その右手でぶっ壊せるのか。
  • みどり
    2025/06/01
    ネタバレあり
    「生きてるだけで丸儲け」というには、ハード過ぎるトーマ君。アリスとはすぐに再会できたけれど、インデックスたちとはいつ会えるのかなぁ。相変わらず「泥臭い」拳のぶつけ合いだけれど、辛勝と言えなくもないのか?一方通行が、どういう決定を下すのか、木原一族の動向は?と、ここまで続いてもまだ先が見えないんですけれど~。
  • みやしん
    2025/06/25
    無印序盤の主要人物がほぼ出揃う。ここ数年は全く理解できず意地で字面を追って行くだけの作業だったが、①巻のリターンマッチに久方ぶりにワクワクした。原理主義と指さされても仕方ないけれど、作品の全肯定もできないものはできないので、初期の楽しさに浸りたい。さあ同窓会の始まりだ。