こそっと恥じらう姿を俺だけに見せてくる学園のお姫さま

発売日 : 2025/02/25
「ねぇ、私の制服の下、見たくないんですか?好きにしていいんですよ?」
放課後、誰もいない空き教室。制服をはだけさせた淫らな姿で自撮りをしているのは、清楚華憐な『学園のお姫さま』こと四ノ宮リノアだった。
普段の姿とは違った魅惑的な姿に、イケないことだと理解しながらも俺はシャッターを切ってしまう――カシャッ。

「庵野君、いい写真は撮れましたか?」

本人にバレた。これはもう社会的な死を覚悟するしか……。

「……私の恥ずかしい姿を写真に撮っていただけませんか?」
「……なんですって?」

なぜこうなったのか、リノアと秘密の撮影会をすることに!?
俺の部屋では制服生着替え、浴室で競泳水着、そして彼女の自宅で──。1枚の写真から始まる秘密のドキドキラブコメ開幕!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784046845580

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みんなのレビュー

  • よっち
    2025/02/25
    放課後、誰もいない空き教室で少し危うい自撮りをしていた四ノ宮リノア。そんな彼女とカメラマンとして活動する同級生の庵野が秘密の撮影会をする青春小説。普段の姿とは違ったリノアの魅惑的な姿に、いけないことだと理解しながらついシャッターを切ってしまった庵野。それをきっかけに彼女と一緒に庵野の部屋で制服生着替え、浴室で競泳水着、そして彼女の自宅でも撮影会をするようになっていく中で、リノアが抱えているものもまた浮き彫りになっていく展開でしたけど、撮影を通して彼女が抱える想いに向き合っていく2人のこれからが楽しみです。
  • 燃え尽きタコ
    2025/02/28
    ヒロインのキャラ全振り小説。表紙、試し読み、あらすじから想像できるキャラクターを期待通りにお出しされつつ、そこに子供のような無邪気でウキウキしてる姿を足すと破壊力が爆上がりする現象。
  • れっちん
    2025/03/07
    表紙からえ○ちだが、が、中身もえ○ちだった。 表紙の女の子、学校ではお姫様の『四ノ宮リノア』、とファインダー越しに関係を深める『庵野巧』との物語 カメラマンと被写体の関係性だが、写真撮影描写がとにかくエ○い。(注:関係性はプラトニック?、だからより凄さが際立つ) リノアさん小悪魔に変身です。グイグイ行く小悪魔美少女を描かせたら凄い。 他にも超有名レイヤー、リノアの姉、その他コスプレ店店主いずれも濃い。 ただ、この1巻だけでは、このキャラクタの設定の素晴らしさを描かせるにはページが足りぬ。次下さい。
  • たまご
    2025/03/02
    余りお目にかかったことがない題材でしたけど、撮影や被写体(コスプレ)に対する解像度が高くて素晴らしい。普段は学園の姫として特別扱いされているリノアが、撮影会の時には淫らな姿を惜しげもなく晒す。そんなシチュエーションが最高にそそります。巧とリノア、二人だけの秘密の関係性は背徳感もありました。リノアがなぜありのままの自分を撮影して欲しいのか?という部分を主題としながら、読み心地の良い地の文で最後までしっかりと楽しむことが出来ました。小悪魔ちっくなリノアと巧の掛け合いも面白かった。2巻もぜひ読んでみたい。
  • 真白優樹
    2025/02/25
    写真家の父親を持ち自身も大人気モデルのカメラマンを務める少年が、お姫さまと呼ばれる少女の自撮りを目撃してしまい始まる物語。―――レンズを通してありのまま、飾らぬ自分を永遠に。 一枚の写真から秘密の関係が始まって、少女の、年相応の素顔を知って言ったりする中で少女が抱える憎悪と闇に向き合っていく物語であり、写真と言う媒体だからこそ解けるものがある、こそばゆさと甘さが堪らぬ物語である。これからも続く秘密の関係、果たして二人の間の関係の行く先とは。飾らぬ自分は今度はどう着飾るのか。 次巻も勿論楽しみである。