魔女と毒殺文芸部 『不死』の魔女は僕に殺されたいようです。 Curse.01
発売日 :
2025/11/25
愛が重くて死にたがりな、一人の少女の物語
不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女が死ぬただ一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。
「だから、私を殺してくれないかな」
って、彼女のことが好きでしょうがない僕に頼みやがった。
もちろんそんな願いは叶えられない。だから僕は言ってやる。
「僕には殺せないね。お前のことが好きじゃないから」
ゆらめく現実と幻想の境界、とっくのとうに死んだ神様、彷徨する天使と悪魔に絶えず過ぎていく日常──18歳の才能が鮮烈に描く、罪と赦しの物語。
「さあ、文芸部に入部しませんか?」
「だから、私を殺してくれないかな」
って、彼女のことが好きでしょうがない僕に頼みやがった。
もちろんそんな願いは叶えられない。だから僕は言ってやる。
「僕には殺せないね。お前のことが好きじゃないから」
ゆらめく現実と幻想の境界、とっくのとうに死んだ神様、彷徨する天使と悪魔に絶えず過ぎていく日常──18歳の才能が鮮烈に描く、罪と赦しの物語。
「さあ、文芸部に入部しませんか?」
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 814円(本体740円+税)
- ISBN: 9784046854452
MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/11/2323不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女の秘密を知らされて、殺されたい加恋と死んでほしくない浅葱虎徹の罪と赦しの物語。加恋が死ぬただ一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。彼女の願いを覆すため悪魔で加恋の双子の姉・花梨と仮契約し、文芸部に入部して狐紺糖財に協力を仰ぐ浅葱。加恋に粘り強く接し続けて狐紺と3人で楽しく過ごすようになったからこそ、加恋が勇気を出して告げた真実には正直目眩がしましたけど、それでも彼女と本音でぶつかって向き合おうとしてくれた彼らの関係は波乱のリスタートとなりそうですね。
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のれん2025/12/0115ネタバレあり地の文が主役の心情とシンクロする場面が多数あり、リフレインと連投が繰り返される場面になると、画がまったく想像できなくなる。 ひとえに本作を読めるのは心情描写を描いたアニメ作品を視聴してきた体験ゆえ。作者は18歳というなんとも才気あふれる新人作家とのことだが、この置いてきぼりな熱量を理解出来たような気がする。 ヒロインの出自、能力に理論も説明はない。彼女たちは愛を起点に行動を起こし、愛の対象に無償の献身を尽くす。その出力が異なるだけで基本ヒロインの思想はすべて同質。実にラノベらしい愛憎ではないか。(1/2)
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真白優樹2025/11/3013とある闇を抱える少年が、好きになった少女から殺してほしいとお願いされ始まる物語。―――死への願い、生への願いが交錯する先に。 好きになった少女を殺したくないからついた嘘から始まる物語であり、呪いと未来が交錯する中で、点と点が繋がる先に怒涛の展開が待っている物語である。瑞々しく若々しい面白さを感じる次第である。始まったばかりのリスタート。果たして二人、交わらぬ思いの続く先にどんな未来が待っているのか。死なないという願いの先の未来を見つけることはできるのか。 次巻も勿論楽しみである。
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椎名2025/12/0410好みがハッキリ分かれそうな作品だと感じたが、個人的には作者の熱量のようなものが溢れていて良かった。不死や洗脳といった能力、悪魔や天使というファンタジー設定はあまり深掘りされず、そういうものが存在するというところに触れるに留まっている。描かれるのはあくまでヒロインとなる胡桃沢加恋から主人公への恋心だ。後半で怒涛のように流れ出す加恋の視点、加恋の醜い人間的な部分が本作の魅力と言っていい。喧嘩をして建設的な話をしよう、というのが健全で正直な対話でぐっときた。二巻が決まっているようなので期待したい。
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碧海いお2025/12/129ネタバレあり第21回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作。 ファンタジーと思っていたのですが、不死や呪いの設定があまり掘り下げられることがなく3人のヒロインたちによる文芸部の話。微妙でした。行動が重く、まるでカウンセリングのよう。 あとがきを読む限り2巻目が発行されるみたいですね。
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