好奇心100&警戒心0。 この子はペンギンですか?

発売日 : 2025/02/25
家の裏でマンボウが死んでるPが贈るペンギンとシャチのほのぼのラブコメ!
仁野鋭は無人の教室で熱帯魚が死んでいるのを発見する。
好きな子のミスが原因だと悟った仁野は、チゲスープで水を汚すことで罪を肩代わりした。
だがその赤さから凶器は血だと誤解され、猟奇殺魚鬼・シャチとして学校中から恐れられてしまう。
孤独な彼が出会ったのは、好奇心100・警戒心0のペンギンみたいな転校生、羽柴吟!
吟は仁野にグイグイ接近し、本当は仁野が心優しい人間だと信じてくれた。
さらに、仁野がペンギン(吟)に優しくするだけで、シャチらしくない、と彼の誤解が解けていく現象が発生……!

2人はただ一緒に楽しく過ごす姿を周囲に見せつけていく、名付けて「ペンギンとシャチは仲良し計画」を開始する!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784046845511

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みんなのレビュー

  • よっち
    2025/02/25
    ちょっとした行き違いから周囲から恐れられる存在になってしまった仁野。そこに好奇心100警戒心0のペンギンみたいな羽柴吟が転校してくる青春小説。どこか危なかっしい吟の窮地を仁野が救ったことから、グイグイ接近して本当は彼が心優しい人間だと信じてくれた吟。彼の本当の姿を知ってもらおうと、関わってきた蓮也も絡めて「ペンギンとシャチは仲良し計画」を開始する展開で、仁野に懸命に寄り添う吟の魅力が光っていて、彼女を仁野がお世話する様子も微笑ましくて、不器用にすれ違う2人が直面する因縁の展開でどうなるのか気になりますね。
  • 芳樹
    2025/04/12
    ネタバレあり
    好きな娘を助けるためにしたことが裏目に出て、残忍な『シャチ』として恐れられ孤独な高校生活を強いられている仁野と、愛らしく優しい『ペンギン』のような転校生の吟との心温まる交流を描いたコメディ作品。二人の関係がとても良いですね。彼らの会話劇を読んでいて、癒される感じがしました。吟が転校することになった事情や思いがけないトラブルなどが効果的にアクセントを加えており、物語に起伏を与えていて、ほのぼの一辺倒ではないのがグッときました。さて、今後の展開に波乱を呼びそうなエピローグなので、ぜひ続編をお願いしたいですね。
  • 和尚
    2025/03/14
    タイトルに加えてプロローグのインパクト強いなーから始まり。面白かったです!主人公の鋭に同情もしつつ、ヒロインの吟のキャラクターに笑う。ファーストペンギンは勇気というより好奇心100 & 警戒心0と称するべきだったのか。 東京の気候をナメてるペンギンさんの挿絵など差し込まれるイラストもめちゃくちゃ良かったです。そして主人公能力高過ぎ、僕も読んだ本のこと全部できる能力欲しい。教え方がうますぎて、将来子供に同じ教え方してドヤるために記憶しました笑 コメの比重が比較的高いラブコメとして楽しめました。続き楽しみです
  • 真白優樹
    2025/03/01
    密かに気になっていた級友のミスを庇った事で学校中から勘違いされ孤立した少年が、北国からの転校生の少女にぐいぐい迫られ始まる物語。―――狂暴な顔に繊細な心、それは群れを得、歩き出す。 勘違いされているだけで実際は優しい少年が、少女にぐいぐい来られる中で、無視していた心の傷を乗り越えようと歩き出す物語であり、割とテンション高めで弾けて爽やかな青春、といった感じのラブコメである。一つ乗り越え、前を向けるようになったところで接近してきたのはかつての級友。放たれた言葉が持つ意味とは。 次巻も勿論楽しみである。
  • たまご
    2025/02/28
    ペンギン系ヒロインて今までいたかな?とにかく吟の一挙手一投足が可愛い。めっちゃ可愛い。不器用でおっちょこちょいだけど仁野の為に奮闘する吟。そんな吟に惹かれ限界愛でお返ししようとする仁野。二人の関係性がほんと素敵で心温まる。ただ後半に起こるドタバタはちょっと強引すぎたかなと感じた。特に吟が仁野と同類に見られるってのは違和感がありましたね。いや、どうあってもそうは見えんやろ…。という訳で後半はちょっとアレでしたけど、吟がとっても可愛いしハートフルなストーリーも個人的には刺さった良作でした。面白かったです。