銀河放浪ふたり旅 宇宙監獄の元囚人と看守、滅亡した地球を離れ星の彼方を目指します ep.1

発売日 : 2024/12/10
銀河は孤独じゃない――隣に最高の相棒さえいれば!
★第9回カクヨムWeb小説コンテストエンタメ総合部門・大賞受賞★
 人類の指導者としての教育を受けるも、無実の罪で地球上から追放され、宇宙空間の個人牢獄に収監されていたカイト・クラウチ。気ままな囚人ライフを送っていたが、刑務官であり生活支援ロボットのエモーションから衝撃の報告を受ける。
『地上滅亡を確認。人類社会終焉に伴い、受刑者279502号の刑期は終了しました』
 しかしカイトは当たり前の疑問の一つも口にせず、なぜかワクワクした様子。
「なら、行けるところまで行ってみようか。地球人類最後の宇宙旅行に!」
『きゅるきゅるきゅる…………正気ですか!?』
 でもその最後の旅が、まさかすべての始まりになるなんて。
 外宇宙文明との出会い、超能力の発現、そして自分だけの宇宙船の獲得。銀河は孤独じゃない、隣に最高の相棒がいれば。地球人と機械知性のコンビが外宇宙文明で自由に暮らすスペースジャーニー!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784049160956

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/12/11
    人類の指導者としての教育を受け、冤罪で地球上から追放され、宇宙空間の個人牢獄に収監されていたカイト。地上滅亡で刑期が終了した彼が最後の旅に出るスペースファンタジー。刑務官で生活支援ロボットのエモーションとの気ままな囚人ライフが突然終了し、彼女と一緒に地球人類最後の宇宙旅行を始めたカイト。運良く地球外生命体たちの連邦に保護されて、超能力の発現や自分だけの宇宙船を獲得したりと新たな世界を満喫する展開で、一方残された地球の人々の危機を救うものの、その生き方はどこまでも自由で相棒とのコンビもなかなか良かったです。
  • ひぬ
    2025/06/28
    ネタバレあり
    【電子】無実の罪で地球から追放され、宇宙空間の個人牢獄に収監されていたカイト。刑務官兼生活支援ロボット・エモーションから地球が滅亡したと知らされた彼は地球人類最後の宇宙旅行に出る事を決意しますが…これは面白かった。スペースオペラを読むのは久しぶりでしたが、意図せずして人類代表になっていたり、異種族との交流とかも目新しさがあってこういうのでいいんだよを体現している作品。宇宙クラゲのテラポラパネシオがなんかお茶目。暴走しているクラゲ達の連邦の面々が振り回されているのには笑ってしまいました。
  • 和尚
    2024/12/14
    いやーこれはめちゃくちゃ面白いですね!宇宙SFとして読み応えと読みやすさが良い塩梅でこれからがとても楽しみな一作でした。 思想犯として宇宙監獄に収監されていた主人公のカイトが平和な読書日和を楽しんでいたら地上では人類が滅んでいて…… 「やあ、楽しくなってきた」 そう呟いて外宇宙へと旅立つカイトと、元刑務官の支援ロボットのエモーションの二人旅。当てのない人類最後の旅のはずが、高度な科学技術の宇宙生命体と出会うところから始まる物語。 どこまでも広がりそうでいて、一巻としても綺麗に終わっていて、おすすめです!
  • 八岐
    2025/01/23
    ネタバレあり
    ★★★★ これは面白かったなあ。スペオペの中でもこんな風にワクワクする宇宙を冒険するアドベンチャーな話って中々読んだ事がなかっただけに楽しかった。これで地球が本当に滅びちゃってたら胸が苦しくなる所だったのだけれど、あれだけ人類に対して関心を失っていたのに、生き残りをきっちり助けて責任を果たしたあと、自分の自由に従って星の彼方へ旅立っていく、というのが素直に格好良いなあ、と。あと、心の宿った機械知性が相棒、というのは定番ですよね。
  • のれん
    2024/12/14
    ネタバレあり
    ファーストコンタクト系SFラノベ。 木星圏を超えるかどうかは文明の発達度の指標にも扱われていて、実際これを超えた生活圏の拡大は現状の科学理論では不可能と言われている。ここを超えた人類を代表として連邦加入権を与えるというのは性急だけれど、一応論理として理解できる。連邦側の人類への功罪が勝手極まるように思えてならないが、カルト教団で思想改造されていた主人公はこの辺に人倫意識も差別感も出さない。(1/2)