インサイド・ワ-ルド

発売日 : 2005/10/25
広がる其処は、きみとぼくのインサイド・ワールド。
エスケープ×エスケープ。
僕は、悪意に満ちたその世界から、彼女の内なる世界へと迷い込んだ。夢と希望で形作られた欺瞞の世界を破滅に追いやるために。
言ってやるんだ。 ざまあみろ、そしてごめんなさいって。
冬のプレハブ小屋で出会った彼女。 黒髪ロングで、とても薄着で此処にはいない向こう側の女の子だった。
もうすぐ、世界が終わってしまうかも。そんなときに、ふたりは出会い、ことばを交した…。
第5回電撃hp短編小説賞「大賞」受賞作。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840231749

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みんなのレビュー

  • 日奈月 侑子
    再読です。 随分昔、それこそ中学の時くらいに読んだ作品だったと思います。当時から、こういうぱりっとした冬の空気を放つ作品が好きだったんだなあ、としみじみ思いました。全体的に、冬の空気が滲んでいる一冊だと思います。 当時読んでいた時、プロローグに出てくる青年の正体にはちょっと驚いたのを覚えています。正直、前半で出てくる二人の男子キャラの内のどちらかだと思っていたので、一番最後に出てきた彼がその人だと知って、ちょっと意外でした。春名姉妹と椎崎兄弟を中心に繰り広げられる物語の中にある小さな『痛み』の描き方が好き
  • ソラ
    2019/09/07
    【再読】
  • マギカ鍋
    2012/05/01
    巨大隕石の衝突が迫る中で不器用な少年少女達を描く三編。隕石の衝突はあくまで隠喩。自意識過剰で人との交流が下手で友達もいない少年や好きな事に夢中になると他の事が見えずハブられてしまう少女、親や周りの人の期待もあるのか頑張っているうちに自分を見失う少女など、彼らの姿は最初に登場する周りに病的なほど無関心を示す少女の「あなたは一体誰なのですか?」というセリフに集約されるような気がする。青年宇宙飛行士が隕石の地球への衝突もあくまで自然現象と語るが不器用な少年少女達に自分や他人への寛容を促してるように感じる。
  • 栗山いなり
    2019/05/19
    MW文庫で見かけた名前かつ古本屋で見かけた時になんかピンときたから買って読んでみた。最初はどこか荒廃的、退廃的な空気を感じたものの次第にMW文庫での彼の小説を思わせる「宇宙」が物語に密接に絡む青春群像劇になっていた
  • ソラ
    2006/04/29
    【読メ登録以前読了作品】