神々が支配する世界で 下

発売日 : 2024/07/10
『魔法科』の佐島 勤が贈る、命と正義の物語。
――でも勝利が常に、幸せな結果になるとは限らない。
 神々の加護を受けた世界を守る者、新島荒士。邪神の力を借りて神々の支配に抗う者、古都鷲丞。
 神々と邪神、そして荒士と鷲丞――双方の対立は解けることなく、戦いは激化していく。戦いの因縁は周囲をも巻き込み、彼らの大切な人へ魔の手が伸びる。
 心を力とする鎧を身に纏い、心を刃とする武器を手にし、己の全てを賭け次元狭界――最終決戦の地へと向かうふたり。
 その戦いの先に待つのは、人類の救済なのか。それともただの虚空なのか。
 これは、神々と共存を強いられた青年たちの命と正義の物語である。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784049155457

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/07/11
    神々の加護を受けた世界を守る者・新島荒士。邪神の力を借りて神々の支配に抗う者・古都鷲丞。神々の共存を強いられた青年たちの戦いと決着が描かれる下巻。神々と邪神側の戦いは激化していく一方、神々と邪神の戦いの構図も明らかになってゆく中で、戦いの因縁は周囲をも巻き込み、搦手からも彼らの大切な人へも魔の手が伸びていく展開で、荒士相手に劣勢の鷲丞が神鎧の力をさらに引き出すために狂戦士となることを決意したことで、悲劇を積み重ねてゆく先にあった決着は虚しかったですけど、彼に寄り添ってくれる存在がいたのは救いでしたかね…。
  • こも 旧柏バカ一代
    2024/07/15
    え?終わり?魔法科と違って周りの人の生命が溢れる。共に戦うから犠牲は付き物なんだろうけど、、そして、結局は地球から離れられないんだな。どんなに技術が進もうが人類は地球から離れなれない。最後はほんの少し不幸じゃなかったからホッとしたけど、その次の仕事は何ともキツそうな仕事だった。本当にこれで終わりなんだろうか?
  • 凜音
    2024/07/11
    読了 不自由さと広がりが楽しめる物語でした。 設定周りやキャラの思考は神々の支配する…は関係ないだろうけど神視点で語られるので隅々まで書かれていて読み応えが有りました。邪神と神々の陣営に分かれた対立構図と、タイトルの支配する世界。そういった言葉から読み進める時に緊張感というか、そもそも世界の構造を素直に受け止めて良いのか?何か歪な物はないのか?そういった少し探索したり探る様な気持ちで読み進めていたのでハラハラとして面白かったですね。感情に左右される神鎧や神々の目的。相対する事になる敵との激情の衝突も良し。
  • リク@ぼっち党員
    2024/10/18
    ネタバレあり
    積み立てていった設定とは裏腹に、想像以上にバッサリと行く展開が続く。神の代理戦争というか、最終盤は登場人物同士の矢印と感情がグチャグチャになって個人的な諍いにまでスケールが落ちていた感があった。とりあえず真鶴は不憫だ…。
  • Abercrombie
    2024/09/07
    散々勿体ぶってようやく明かされた神々の真意がこんなもん? ちょっと古臭すぎるよ。どうせ単発ものだからと、容赦なく殺されまくるキャラたちもこれじゃ浮かばれまい。