とある暗部の少女共棲 2

発売日 : 2023/08/10
アイテムへの新たな依頼。立ちはだかるのは 心を操る金髪の少女!?
正式に四人となったアイテムに新たな仕事が舞い込む。
 標的はネット上で暗躍する美人結婚詐欺師『ハニークイーン』。能力開発の機密にも手を伸ばしており、『原子崩し』の能力開発スタッフにも被害が出ていた。『暗部』の流儀としてナメられたままではいられない。麦野は依頼を引き受けることに。
 依頼を受けたその時、突如としてアイテムのアジトに敵襲が! 初撃を対処するも攻撃の手は緩まず、敵に誘導されているような違和感が麦野たちを襲う。
 そして、追い詰められたアイテムの前に現れたのは、『暗部』中でも異端すぎて研究機関を追い出された、元『原子崩し』主任研究者で――。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784049150810

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みんなのレビュー

  • こも 旧柏バカ一代
    2025/03/13
    今度はマッドな奴が、、いや、こっちも大概だな。ホームページにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-toaru-anbu-2-review/
  • 若井水色
    2023/10/30
    ネタバレあり
    まさか続巻が出るとは。人間がある入力に対して適切な出力をする機能も持つ物質だとするならば、非線形微分方程式を解いてしまえば全てコントロールできてしまう。「angelica」相当やばいものなんじゃないかと。超能力のレベル操作や心理掌握どころの話じゃなくなってしまう。だからこそ人間の意思はコントロール不可な不確定性の中にあってほしいなあと思いながら読んでいた。それにしてもフレンダは特大なフラグを……
  • みどり
    2023/08/28
    ちょいと時間がかかって読了。 麦野の葛藤は能力がない私でも理解できる。結局、大人の都合で翻弄される学園都市の学生たちのお話だよな、と思った。「とある」シリーズは、根本がそこにある気がする。「正義」も「悪」も関係なく、ね。
  • リク@ぼっち党員
    2023/08/13
    ネタバレあり
    口は災いの元。それも悪意を持った言葉より善意で放った言葉こそ自分に跳ね返ってくるんだから質が悪い。まさかのアイテム編の続き。暗部の話なだけあって相変わらず重い。本編では悪側の味方として描かれる事が多い麦野の想像していなかったような姿や、フレンダのガチ優秀さが見られたのは良かった。麦野の悪が闇の最深部にいる連中に比べたら全然大したことないのはわかってたが、それでもこう比較されると想像以上だった。あとこの手の常識や正論を自論でねじ伏せる相手は上条さん相性悪いので、ガチ暗部編に乗り込んだら普通に負けそうだな…。
  • FFLJAPANter
    2023/12/31
    概ね学園都市の暗部入門編みたいな様相だが、後に繋がる描写も多くあり、スピンオフ作品としての満足度が高い。しかし敵がわかりやすい悪党なの逆に新鮮だな…