レプリカだって、恋をする。 2

発売日 : 2023/07/07
彼と迎える、秋。忘れられない文化祭の訪れ。《大賞》受賞作、第2弾。
「ねぇ。しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」
 不気味なくらいに優しい素直の言葉が、私を惑わせる。オリジナルがやりたくないことを押し付ける身代わり、〈レプリカ〉には、手に入るはずもなかったもの。“ふつう”の学校生活を送る日々が訪れた。
 文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そして――。
「ナオちゃん。わたしを見つけてくれて、ありがとう」
 秋。私の好きな人と同じ名前をした季節に、忘れられない出会いをした。
 第29回電撃小説大賞《大賞》を受賞した、純度100%の青春ラブストーリー。切なく胸を打つ第2巻。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784049150087

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みんなのレビュー

  • へくとぱすかる
    2023/11/07
    部誌が売れなければ、文芸部が廃部に? いきなりの事態にナオは動揺するが、りっちゃんはなぜか熱く燃える。困るのを楽しめるタイプの人って、やっぱりいるんだ。2巻目は文化祭の時間で、学園ものはやはり盛り上がる。読みながら、ページをめくるのがもどかしいほど、ついつい速く読んでしまった。前生徒会長の森すずみ、前副会長の望月隼の先輩ふたりがナオたちに接近してくる。そこに謎の……。うんと泣ける。物語の設定を生かすとこんなにもドラマチックなラストになるのかと。ナオの心はどんなに揺れているだろう。レプリカ以前に人間として。
  • 合縁奇縁
    2023/10/27
    ネタバレあり
    『彼と迎える、秋。忘れられない文化祭の訪れ。《大賞》受賞作、第2弾。』「しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」 その言葉を機に、〈レプリカ〉が“ふつう”の学校生活を送る日々が訪れた。文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そして…。第29回電撃小説大賞《大賞》を受賞した、純度100%の青春ラブストーリー。「レプリコ」シリーズ第2弾。出会いと和解の夏が過ぎ、季節は秋へと移る。水族館デートに、文化祭準備、まさかの廃部の危機。元生徒会長の森先輩から提案された廃部を免れる為の
  • 芳樹
    2023/09/16
    ネタバレあり
    文芸部廃部の危機を救うため、演劇部とのコラボで文化祭に臨むことになる今回。素直がナオに高校での主導権を握らせる形で進むので、今回は文芸部に纏わるエピソードを中心としたナオとアキとのラブコメに萌えて悶えることになったわけです。とはいえ、”レプリカ”とオリジナルの関係性という物語の根幹をなす主題にも触れられて、緊張感もある読み応えのある展開でしたね。順風満帆に見えたレプリカどうしの恋愛ですが、ラストシーンで素直が発した一言でそれがどうなるか。続編を楽しみにしています。
  • よっち
    2023/07/09
    素直の提案でしばらく学校に通うことになったナオ。しかし文芸部は廃部危機に陥り、回避するために秋の文化祭に向けて演劇部と合同でかぐや姫を演じることになる第二弾。屋上からばらまかれた「この学校にはドッペルゲンガーがいる」という不穏なチラシ。元生徒会長の森先輩から提案された文化祭で部誌百冊販売という実績作り。彼女も所属する演劇部での合同演劇開催。普通に学校生活を送ってアキとデートしたり文化祭を満喫する一方で、思わぬ出会いもあって、背景を知ってしまったからこそ余計に衝撃的な幕切れで、今後が気になる結末でしたね…。
  • なみ
    2023/08/07
    文芸部が廃部の危機になり、ナオたちが頑張るシリーズ第2弾。 ナオとアキのデートシーンや元生徒会の幼馴染みがすごくキラキラしていて、青春ラブコメの波動をひしひしと感じました。ごちそうさまです。 終盤のの展開もよかったです。 胸が熱くなりました。