君の居た昨日、僕の見る明日(あした) 1 Starting bell

発売日 : 2004/08/25
優紀が迷い込んだ学園。そこに集まる人々の昨日と、明日を描く!
長居優紀は登校拒否気味の16歳。ある日学校に向かう道すがら、見たこともない古い学校へと迷い込む。森之宮学園――そこは戦火で失われたはずの現世と来世の間に存在する謎の学校であった……。榊一郎待望の新作!

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ファンタジア文庫の新刊

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みんなのレビュー

  • どんちん
    2015/11/16
    電子書籍全巻90%OFFってなのにつられ、だったらラノベ系もたまには読んでみるかと5巻まとめて購入。まぁなんていうんでしょうか、マンガチックな挿絵があったりと、お気軽に読めました。活字離れといわれているが、この手の本なら気軽に読めていいんじゃない?!という感じですね。まぁありがちな話なのかもしれないが、彼と彼女たちが今後どう展開されるのか、素直に楽しみです。が、これで5巻はもつのかなぁww
  • スー
    2019/04/19
    ネタバレあり
    此処ではない何処かへ。とある理由で今居る場所から逃げたいと思った優樹は木造校舎の幻夢の世界に。そこにいたのは古めかしいセーラー服を着た鈴乃宮学園だった…優樹に詩月と名付けられた彼女は太平洋戦争時代に設立されたものの生徒を迎え入れる事なく空爆にあった学校の幽霊で…冒頭は優樹の鬱々とした語りが展開されるが四季少女達が出てきてからはグロ描写スプラッタ展開。主人公の後ろ向きな思考傾向は私と似ていて共感。アサペンSPを使ったラストの記念写真は綺麗。面白かった。一番驚いたのは挿絵「ニャル子さん」と同じ絵師さんなんだ…
  • 朧月
    2013/09/22
    此処ではないどこか、明日につながらない昨日に閉じ込められた少年のお話。 第一巻なので説明やキャラ紹介的な部分が多い。 物語の展開はベタだけど、スムーズで読みやすいです。 榊先生の作品は比較的、”スゴイ能力を持った人”が出てくる作品ばかり読んでましたが、 こういう普通の人が普通のリアクションをとる日常系の小説も面白いと感じました。
  • KUWAGATA
    2013/06/27
    読メの方からすすめていただきました。まず設定が自分好み、そして榊さんの文章は本当に名文で、全くストレスなくすらすらと頭に入ってくる。絵や雰囲気など、多少の古めかしさはあるものの、読んでいる最中はそれもほとんど気にならなかった。テーマが少々健康的、というか道徳的すぎるきらいもありますが、萌えとエロと厨二だけという昨今の多くの作品にくらべて格段と読み応えがあります。ともあれ何といっても紅葉がいい。彼女の素性がどのようなものなのか、今後が楽しみです。自分も学生時代、こういう逃げ場を欲しがってたなあ(遠い目)。
  • ソラ
    2004/08/01
    【読メ登録以前読了作品】