サマナーズウォー/召喚士大戦 1 喚び出されしもの

発売日 : 2022/11/10
榊一郎描く新たなサーガ――「召喚士」たちの戦い、ここに開幕!
召喚士としての才能に恵まれた少年――ユウゴ・ヴァーンズは、しかし師のエミリア・アルマスから、その力を彼女の許可なく使用することを止められていた。彼が強力な召喚士であり、ブロドリックの町に災いをもたらしたオウマ・ヴァーンズの息子ゆえに。
 その事件から十四年。人々の心に傷を残しながらも、平穏な毎日が戻ってきたと思われた時、ブロドリックの町は再びオウマ率いる武装集団の襲撃を受ける。
 奮戦するユウゴは、その戦いの中で実父オウマと初めてまみえ、敗れた。そしてオウマは、悠々と、この町に保管されていた遺物を持ち去る……。
 ここから始まる冒険物語。共に進むのはオウマに見捨てられた召喚士・リゼルと、二人のお目付け役のモーガン、そしてユウゴとリゼルの召喚獣。一行は、最初の目的地として王都に向かう。
 「召喚士」たちの戦い【サマナーズウォー】が幕を開ける――。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784049145397

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みんなのレビュー

  • 海猫
    2022/12/24
    「サマナーズウォー」というのはソシャゲの名前で、この本はノベライズだそうだ。予備知識は無く読んだが、すんなり入れた。主人公の少年・ユウゴが背負った複雑な身上、世界観や設定などが説明的でなく、ストーリーに溶け込んでいて読みやすい。特に召喚士バトルがメインなだけに、召喚士は魔術師より何が優れていて何ができて、この世界ではどういう立ち位置なのかは、深く描写される。ルールが明確なので召喚士同士の召喚獣を駆使した戦いは相応に盛り上がる。物語性も豊かで手堅く面白い。本がちょい厚めだが展開はまだ出だしなので、2巻待ち。
  • よっち
    2022/11/11
    ブロドリックの町に災いをもたらしたオウマの息子ゆえに、召喚士の才能に恵まれながら使用を制限されていた少年ユウゴ。事件から十四年後、町は再びオウマ率いる武装集団の襲撃を受けるファンタジー。召喚士として奮戦する中で、再会した実父オウマに敗れたユウゴ。召喚士として認める代わりに、町が保管していた遺物を持ち去ったオウマを、彼に見捨てられた召喚士・リゼル、二人のお目付け役モーガンと追う展開で、複雑な因縁を抱えながらもオウマの配下と戦う中で、その才能の片鱗を見せたユウゴとカミラの戦いにはなかなか熱いものがありました。
  • まっさん
    2023/01/07
    ネタバレあり
    ★★★ 一騎当千の力を有する召喚士。その力を悪用し、村を襲い人知れず消えた悪の元凶・オウマの忘れ形見であるユウゴが、14年振りに再び村を襲ったオウマとの闘いに敗れた事で彼を倒す旅に出る物語。 人々から時に崇拝され、時に忌み嫌われる召喚士という存在を軸に描かれる今作。召喚獣を用いたバトル物としての側面が強く、強い絆で結ばれる事で良き相棒として描かれるバディ物という印象も受けました。 オウマと共に村を襲うも置き去りにされた少女・リゼルとの旅も描かれていましたが、ヒロインとしてのラブコメ要素もなければ立ち位→
  • ひぬ
    2023/08/24
    召喚士としての才能はあるものの、災いをもたらした召喚士の息子であるが故にその力を許可なく使うことを止められていた少年・ユウゴ。ある日、町は再び襲撃を受けてしまい、ユウゴは父親に敗れてしまいます。遺物を持ち去った彼を追い、ユウゴの冒険は始まります。何かとプロローグ的な始まり。一緒に旅をすることになったリゼルは割と好きでした。元となったゲームはやった事なかったのですが、事前知識なしでも面白かったです。なんか2巻で打ち切りっぽいので次巻を読むかどうかは少し迷いますが…
  • アウル
    2022/11/12
    ネタバレあり
    サマナーズウォーは全くプレイしたこともないし作者買い。町に災いを起こした父親の子という事で周囲から白い目で見られながらも暮らしていたユウゴ。召喚士としての才能がありながらもその使用を禁止されていたが、ある日、町は武装集団の襲撃を受けユウゴはその禁を破り戦いに身を投じるのだが...な話。う~ん、個人的には普通といった所かな。普通にゲームのプロローグから始まり仲間と共に旅していくという展開の。個人的には悪くはないけど絶賛するほど面白いもんではないかな。安定してるっていうのがしっくりくるかと思う。