隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった 4

発売日 : 2022/08/10
季節が巡っても、隣で肩を並べて笑い合う二人。 ――この人を、愛してる。
「俺が作った料理を幸せそうに食べてもらえるの、好きだなって思ったんで」
 一人暮らしの高校生、夏臣は留学生で隣室に住む少女、ユイに合鍵を渡して正式な交際を始めていた。季節も秋が過ぎ冬へと向かうころ、進路決定のため、将来はどんなことをしたいのか考える二人。
 夏臣の母親の急な来訪や、クリスマスのデートを経験して、ユイと過ごす日々が当たり前だけどかけがえのないものだと実感した夏臣は、ある決意を口にする。
 そんな時、ユイの姉ソフィアが再び来日して、ユイと一緒にモデルの仕事をすると言い出して――
 夏臣たちの親友、慶と湊の関係も進展!? 甘い日々が未来へと進む、第4巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784049142891

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2022/08/10
    ネタバレあり
    【BW】ラブロマンスとしては前回ハッピーエンドを迎えているので、今回はその後日談。夏臣への「好き」が溢れて暴走気味になるユイの言動がなんとも可愛らしい。二人の甘いその後を堪能致しました。そして二人の友人である慶と湊にも焦点が当てられて、彼らの関係や進路にも一つの決着がついたのも嬉しいですね。物語を閉じるためにちょっと駆け足気味ではありますが、綺麗な結末を迎えられて何よりです。とても素敵な青春ラブストーリーでした。
  • 佐治駿河
    2025/07/23
    最終巻。前の3巻目で完結でもいいのではと思っていましたが、やはりこの四巻が必要ですね。恋人関係が成立後の後日談的な部分もありますが、ラブコメ好きな読者としてはその後の二人のイチャイチャラブラブ状態の甘々な描写が何よりご褒美です。前巻では2年生の夏休みの物語でしたが、今巻は一気に高校生最後までいい部分を抜粋して描かれています。二人が幸せななら何でもいいです。二人からあふれ出る甘さを味わせてくれたことに感謝です。
  • よっち
    2022/08/11
    留学生で隣室に住む少女ユイに合鍵を渡して正式な交際を始めていた夏臣。季節も秋が過ぎ冬へと向かう頃、進路決定のため将来はどんなことをしたいのか考え始める第四弾。夏臣の母親の急な来訪、クリスマスのデートを経験して、ユイと過ごす日々がかけがえのないものだと実感した夏臣が口にした決意。再来日したユイの姉ソフィアと一緒にモデルの仕事をするユイ。周囲との関わりが増えて世界が広がって、これまで積み重ねて、大切にしてきたことから見えてきた夢があって、そんな彼らが一緒に歩む未来を見出してゆくその結末はなかなか良かったです。
  • まっさん
    2022/09/03
    ★★★★ 素晴らしい後日談で読了後の満足度を非常に高い作品となった完結巻。 前巻の時点で物語的には一つの大きな区切りを迎え、何なら完結もあるかもと思っていた矢先に発売された今巻でしたが、主人公カップルの恋愛模様だけでなく友人カップル(?)や学校生活など、全ての面においてきちんとした後日談を見る事が出来て気持ちの良い読後感でしたね。あとがきではいけるところまでいきましょうという編集さんの提案を固辞し、中途半端に終わるくらいならきちんと終わりを迎えたいとの言葉があり更に好感度が上がりました。こういう作家の→
  • 桜庭かなめ
    2024/04/04
    ネタバレあり
    完結。2年2学期から高校卒業直後まで。季節が流れて随分と駆け足な感じもしたけど、後書きで作者が本巻で完結したかったと書いてあったし、高校生の隣人ものなので卒業後はどうするかは一つ重要なテーマになると思うので、よく一冊にまとめられたなと思う。これまでの日々を経て夏臣は栄養系、ユイは教育系の学部に行くことを目指し、見事に合格したのは素晴らしい。慶と湊の恋愛も描かれるとは思わなかった。ラストは引っ越して同棲を始め、最終的には一緒の住まいの鍵を持つ形で終えたのは美しいと思う。優しくて温かいラブコメ作品でした。