私の初恋相手がキスしてた

発売日 : 2022/01/08
私の部屋に転がり込んできたあいつが、どうにも最近ちょっと気になる。
うちに居候をすることになったのは、隣のクラスの女子だった。ある日いきなり母親と二人で家にやってきて、考えてること分からんし、そのくせ顔はやたら良くてなんかこう……気に食わん。お互い不干渉で、とは思うけどさ。あんた、たまに夜どこに出かけてんの?

 お母さんとあたしは昔から家と住む人がころころ変わり、今度の家は同じ学校の子がいた。料理を作ってもらって、家事も分担して、夜に出かけるあたしを気にしてくれて。でも、夜どこいってんのって言われても、なんて言えばいいんだろう。知り合いに会ってるだけなんだけど。

 『安達としまむら』著者がおくる、ある日突然同居することになった女子高生二人の、淡くてもろいストーリー。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784049141382

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2022/01/12
    二組の母子家庭。突然同居することになった二人の女子高生。それにミステリアスな美女。少女二人の心情がこれでもかというくらい細やかに描かれていて素敵。この物語で語られるのは純愛?三角関係?行き先がまだ見えない、まさに導入部の今回でした。三者三様の恋の行方が大いに気になります。
  • ナギ
    2022/10/23
    百合ラブコメですが、全体的に重い雰囲気なので読む人を選ぶかなぁ?と思います。ひたすらに歪でひたすらに真っ直ぐな三角関係の終着点は?私は合わなかったですが、合う人には名作と呼ばれる作品になるのでは?という感じはします。
  • 佐治駿河
    2025/08/25
    面白い。さすがは入間人間先生ですね。少し読んで就寝しようと思っていたのですが、この作品の世界に引き込まれて、最後まで読んでしまいました。登場人物たちの心理描写などが巧みですね。終始ドキドキしながら読んでいました。3巻完結のようですので直ぐに続きを読みたいと思います。そうすることで序盤のシーンの描写は誰の視点であったのか、早くはっきりさせたいですね。
  • ひぬ
    2022/02/26
    ネタバレあり
    ある日突然転がり込んだ母親の知り合い、そしてその娘・海と同居する事になった高空。最初は異分子を受け入れるのを拒む高空ですが、徐々に新しい日常に慣れていきますが、定期的に夜に出かける海の行動に心は揺れ動き始めます。良い具合に背徳感と退廃的な雰囲気が混ざり合ってる物語です。視点が頻繁に切り替わり、一応ダブル主人公という形ですが、今はどちらかというと高空が主軸だと感じました。高空が初恋を自覚してしまったところで1巻の幕は閉じますが、これからの波乱が目に見えます…
  • オセロ
    2022/01/09
    なかなか物語が進まないと思ったらまさか1巻まるごとプロローグだったとは。 ただ、自分にはちょっと合わなかったです。