お姉ちゃんといっしょに異世界を支配して幸せな家庭を築きましょ? 1
発売日 :
2021/12/24
さあ、異世界に行って結婚しましょう?
「異世界に行って結婚してくれませんか?」
突然現れた名も知らぬ美少女のセリフにあわてふためく俺だったが、どうやら彼女自身のプロポーズではないという。
彼女は使者であり、行方不明になっていた俺の姉が、実は異世界に転生していて、そのメッセージを伝えに来たらしく――。
「お姉ちゃんのこと好き? なら、異世界で結婚しましょう? あなたのために都市を支配したんだから」
……どうやら弟との結婚を可能にするために異世界に行き、都市のルールを変えるほどの無双をしていたみたいである。
――そう、俺の姉は異世界最強の支配者『らしい』。
突然現れた名も知らぬ美少女のセリフにあわてふためく俺だったが、どうやら彼女自身のプロポーズではないという。
彼女は使者であり、行方不明になっていた俺の姉が、実は異世界に転生していて、そのメッセージを伝えに来たらしく――。
「お姉ちゃんのこと好き? なら、異世界で結婚しましょう? あなたのために都市を支配したんだから」
……どうやら弟との結婚を可能にするために異世界に行き、都市のルールを変えるほどの無双をしていたみたいである。
――そう、俺の姉は異世界最強の支配者『らしい』。
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784046809117
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みんなのレビュー
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よっち2021/12/2327行方不明だった姉・葉桜の使者からメッセージを伝えられた笈川野分。異世界で無双して都市を支配するまでに至った姉から異世界へと招待される物語。異世界の都市で弟と結婚できるようルールを変えた葉桜と、あくまで葉桜との日常を取り戻したい野分の決裂。姉が送り込んでくる異世界人相手に、認識改竄能力で野分の恋人役となった使者、無敵の生徒会長・天束、都市伝説を広めるライター氷山凍たちとともに戦う展開で、独特な世界観の説明がやや冗長な感はあったものの、姉弟を軸に個性的なキャラたちを絡めた駆け引きがなかなか印象的な物語でした。
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アウル2021/12/2720ネタバレありう~ん、個人的にだけれどもあんまり面白くなかったわ。都市伝説や怪談とかは自分的に好きな話なんだけれども、話の展開が今後明かされるにしても色々と謎だしどうキャラの動きもバラバラだしどう着地させたいのかが分らんかった。なんか嚙み合ってないな~。これは上手い事噛み合うのかと思ってしまった。
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ひぬ2022/03/0516行方不明になっていた姉が異世界に転生し、主人公(弟)と結婚するために支配者となり、現実世界を侵攻しようとするというかなりイカれた物語。両者とも重度なブラコン・シスコンなので序盤から相当な癖がありました。異世界からの侵攻を「都市伝説」として扱って退けるという発想が奇抜で面白いとは思いましたが、個人的には合わなかったです。全体的に場面が理解しにくいと感じてしまったのもあり、残念です。
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TERU2022/01/1815「異世界に行って結婚してくれませんか?」 突然現れた謎の少女の言葉に困惑する俺。どうやら彼女自身のプロポーズではないという。 彼女は使者であり、行方不明になっていた俺の姉が、実は異世界に転生していて、そのメッセージを伝えに来たらしく... 異世界に行くのかと思ったらそうでもなく、独特なアプローチから描かれる癖がありすぎな作品でした。 行方不明だった姉が実は異世界にいて、その力で世界のルールそのものを変化させ弟と結婚しようとしている。重度のブラコン姉&シスコン弟のぶつかり合いの話なのですが、
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のれん2021/12/2614【酷評】 ここでいう「異世界」とはどちらかというと天国地獄彼岸みたいな異界のことで、現実から逃避してあちらに行きたい願望が主軸となっている。 マトモな登場人物がおらず、相手の世界(居場所)を侵食することに躊躇がない人ばかり。 文章は平坦なのに、キャラの台詞が妙にテンション高く違和感。叙述トリックらしきものを使うが、そもそもの描写が薄く注視もされないの驚きが少ない。 またキャラクターの動きがてんでバラバラで一冊の書籍として構成が悪いので読みにくい。タイトルもあんまり中心じゃないし、要素同士が噛み合ってない。
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