しにがみのバラッド。 Momo the girl god of death“my girl” 2

発売日 : 2003/10/25
白い少女と出会った人々は、ほんの少しだけ、変わっていく――。
ある日、ひとりの少女が目を覚ましました。その少女は、ふつうの人間ではありませんでした。手には、鈍色に光る大きな鎌を持っていました。傍らには、奇妙な黒猫を従わせていました。少女は、「死神」でした。そして、死を司る少女には、他の仲間(しにがみ)と違うところがありました。その姿が、冬の雪のように真っ白であること。その心が、春風のようにやさしいこと――。これは、白い死神の、哀しくてやさしい物語です。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 583円(本体530円+税)
  • ISBN: 9784840224918

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/12/06
    哀しいけどあたたかい短編集2冊目。登場人物たちのやり取りや日常は読んでいてほのぼの出来ますね。ただ軽いだけじゃなく死を題材にした重たさを残しているのも魅力的。個人的に一番気に入ったのはスノウリバース。先生とアズリがその後どうなったのかがすごく気になる。最後にモモのライバル?的な存在が出てきたりと物語もほんの少し進展したけど今後どうなるのかな。
  • くろり - しろくろりちよ
    2012/03/14
    数年前に読んで…忘れたと思ってたけれど、やっぱり所々憶えてる。あたたかくて、優しくて、キレイな物語だったんだ…。宇宙を泳ぐように精一杯生きて「水のないプール。」/先に逝った同級生とお腹の子どものレクイエム「あさっての未確認のレインボウ。」/両親を失って悲しみを思い出す「スノウリバース。」/モモと同じ顔と『A』コードを持つ死神『UN(アン)』とダニエルの元親友ニコル「ひどく綺麗な透明の空。」収録。いろんな死といろんな生き方。死神は、生きないのか?
  • 光坂雛菊
    2014/07/10
    死神の哀しくてやさしい物語第二弾です。個人的に気に入ったのは第二話。幽霊になって夢がもう叶わなくてもニコニコしていられる…すごいと思います。読んでて色んな意味で泣きそうに。三話も良かったです。両親二人とも亡くなったお嬢様が自分の小学校のフレンドリーな教師と遊園地に行くお話。先生いい人やで…!!先生のスケッチが見てみたくなる。きっと癒されるんだろうなあ…なんて思ったり。今回も相変わらずダニエルが可愛いです。ツインテモモさんが拝めるのはしにがみのバラッド。2巻だけ!(多分)…すげえ可愛かったですガチで。
  • スー
    2018/11/21
    ネタバレあり
    白くて赤い、優しいしにがみモモの物語第二弾。今回のお話の中では『スノウリバース。』が良かったかな。大切なものは失くなってしまう。残酷だけど、残酷だけとは思わないで。…無常感が幻想的な雰囲気の中で語られます。全体的に前巻以上に詩的な表現が多いです。ストーリーもしみじみと心に染みわたってきますが、作品の雰囲気を楽しむのもまた一興。ラノベというよりも、良質な児童文学を読んでいると言った方が的確でしょうか。ラストではモモの秘密、特殊性が示唆されますがまだ明かされません。
  • 眠る山猫屋
    2015/03/26
    再読。この巻は、小粒ながら良品が揃っていた印象。大切な部分なんだろうけれど、モモの正体についてのエピソードは無くてもいいんじゃないかな、とも思った。