僕らのセカイはフィクションで

発売日 : 2021/11/10
自作小説のキャラが現実世界に? 作者の知識で理想のヒロインを守り抜け!
学園事件解決人・笹貫文士の高校生活は忙しい。学園内外のトラブルを引き受けながら、創作活動――Webで小説を連載する作家としても人気を博していた。
 最新作『アポカリプス・メイデン』の評価は高く、有名イラストレーターがファンアートを描いてくれるほど。しかし今、文士の筆は止まっていた。この先の展開に詰まっていたのだ。
 定期更新の締切が迫る中、学校からの帰り道でも、ヒロイン・いろはが活躍する山場のシーンに思考を巡らせる。ようやくイメージがまとまりそうになった瞬間──そのいろはが文士の目の前を駆け抜けて行くのだった──。
 超常現象(ファンタジー)と現実(リアル)の境界を超えて、作者知識で無双せよ!? 謎が謎を呼ぶボーイ・ミーツ・ヒロインここに開幕!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784049140316

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みんなのレビュー

  • 佐治駿河
    2024/11/13
    他の方のレビューではあまり評判は良くありませんが夏海公司先生の人生経験を活かした作品だと私は感じました。自身が作家であることと多分前職でSEであったであろうと思われる知識と経験が活用された作品ではないでしょうか?デビュー作の「葉桜が来た夏」程の感動は無かったことは事実です。強いて言うなら表紙の主張が激し過ぎます。
  • わたー
    2021/11/24
    ★★★★★氏の最新作は、学園のトラブルシューターとして活躍する主人公が、自身がWEBで連載している作品のヒロインと瓜二つの少女と出会うことから始まるボーイミーツガール。突然現れたとはいえ、いわば「娘」のような存在の少女を、持ち前の機転によって救い出す姿は主人公然としていて格好よく、だからこそ終盤の展開が生きていたように思う。というか、後半は何を言ってもネタバレになるので多くは語らないが、世界の構造に対する設定が元SEの著者らしいもので非常に良かった。単巻完結の良作。
  • オセロ
    2021/11/11
    学校で解決した事件を活かしたWeb小説で人気を博していた笹山文士。そんな文士が学校から帰っている時に何故か小説の登場人物のいろはといろはを狙う奇術師が現れる。自作の小説の知識を活かして奇術師と戦う展開にはワクワクが止まりませんね。 果たして文士と奇術師がどんな戦いを見せてくれるのかと思いきや3章から話は急展開。何故〈フィクション〉と〈リアル〉が入り混じってしまったのか。若干難しい内容でしたが、重厚なSFファンタジーを味わうことが出来ました。続刊はあるのかな?
  • まっさん
    2022/01/25
    ★☆ うーん…全体を通してひしひしと感じられる合わない感… ある日、そこそこ有名なweb小説家である少年の目の前に、自作に登場するヒロインや悪の組織が現れて騒動に巻き込まれていくお話。とりあえず個人的な好みの問題として全キャラクターが全く刺さらなかったところがかなり厳しかったかなぁ。キャラデザは問題ないと思うけど、どのキャラもあまり魅力を感じられないというか、主人公・ヒロインどちらも悪い意味で主役感がないように感じられてしまった。 また、物語の構成に関してもやや疑問符がつくところがあって、中盤辺りで→
  • アウル
    2021/11/14
    ネタバレあり
    笹貫文士の高校生活は忙しい。学園内外のトラブルを解決しながらweb小説小説を書く作家として活動していた。そんなある日、定期更新の締め切りが迫る中、自身が書いているメインヒロインそっくりの少女が駆け抜けていき...な話。序盤の掴みから読ませてくるなと思ったわ。まあ、後半からちょっとごちゃついた感じがして読みにくかったのが残念だったな。それでも全体的には面白かったしちゃんとタイトルの意味も回収してたし良かった。読む人を選びそうだがハマる人にはハマるかも。