彼なんかより、私のほうがいいでしょ?

発売日 : 2021/10/08
あの子に、好きな男ができた。告白される前に、私のものにしちゃわないと!
「好きな人ができたみたい……」
 えっ。その言葉に水沢鹿乃の魂は、一瞬すぽーんと旅立ちかけた。
 幼馴染の少女・堀宮音々。ゆるふわなセミロングが魅力、運動以外は成績優秀、家庭的で気もよく利く彼女が、好きな男ができたと言ってきたのだ。
 ――鹿乃は、音々が好きだ。
 女の子同士なのに。いつの間にか彼女が、親友以上の存在になっていた。それなのに……。どうしようどうしよう音々を渡すもんか、と思い悩んだ挙げ句、鹿乃の思考は、世にも奇妙な着地を遂げる。
 それは。
「心は無理でも、体なら……!」(!?)
 かくして、鹿乃の無茶でちょっと過激な【音々攻略作戦】が始まる!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049138313

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/10/09
    ネタバレあり
    【電子】面白いサスペンス調の百合物語。女子高生・鹿乃の親友・音々が男の子を好きになってしまった。男子に音々を渡したくない鹿乃は、肉体的に快楽堕ちさせることで彼女を繋ぎ止めようとするのだけど…。実にえろぃな。鹿乃の必死さと音々の淡々とした感じのギャップに、鹿乃に余裕がないのが痛いほど伝わってきてハラハラしながら読み進めたら、最後に大どんでん返し。うーむ。そうくるか…。二人のこれからを見てみたいけど、「電撃文庫でえっちい本はハードルが高い」ということで続編はなさそう。でもきっちり完結しているので満足です。
  • しまふくろう
    2023/02/05
    表紙が可愛くて購入。挿絵も可愛かった。 物語は人気者の生徒会長に恋した親友を誘惑しようとあれこれ企む女の子の話。男とくっつく前に色々やって自分から離れられなくする、という思考のぶっ飛び方に噴き出した。予行演習の名目でやりたい事をやる行動力にも笑った。最後のどんでん返しも予想内ではあったけれど面白く、最後まで気楽に読めた。 楽しい作品だった。
  • オザマチ
    2021/12/04
    ネタバレあり
    途中でオチが読めていたけど、丁寧にラストまでもっていってくれてよかった。まあ、そうだよね。
  • TERU
    2021/10/27
    おいおいおいちょっと待ってぃ! これ電撃文庫だよな!→確認→うん、やっぱり電撃文庫だ!(困惑) これはまずいですよ、マジでえちえちスギィ! えちえち重視の百合作品です。 この作品のテーマ 『あの子に好きな男ができた。告白される前に、私のものにしちゃわないと! (使命感)』 読み始めた時は、なんだか歪にも見えるのですが読んでいくと分かります。 これはイイ! アサクラネル先生出すレーベル間違えてますよ! 現場からは以上です。
  • タイコンデロガ級
    2021/10/17
    かなり、えっちすぎる内容で驚きました。ク〇ト〇ス等の、そういう性器を直接表現する言葉を使ってないだけでほぼ百合系ジュブナイルポルノじゃないの!って感じですよ! 最初の方から音々の鹿乃への態度や台詞で、「ん?」って感じるものがあって、最後の最後「ああ、やっぱりね!」って期待してた通りのエピローグで最高に満たされました。 面白かったです!が、ちょっと…諸手を挙げて賞賛したくない所もあるんですよね。 コメディとして受け取るべきなんでしょうが、鹿乃が音々にしてたのが、まさにクズ野郎のそれじゃんっていう…w