僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語
発売日 :
2021/09/10
血塗られた因縁と隠された真実――。少女たちの愛憎譚、完結編。
「光なき」剣士・ジークフリーデは、国に、その王女に忠を尽くした「騎士」であった。暴君と化し、民を無意味に処刑するかつての主・女王ロザリンデの凶行を止めるため、対峙したジークフリーデ。
しかし、その結末は無慈悲だった。
助命の嘆願は、彼女の両腕と引き換えに叶えられた。
責任を感じる旅の魔術師・オットーはジークフリーデの治療と、リハビリに努める。その中で、二人は互いの過去を知り絆を深めていく。
だが、冷酷に時が過ぎ、再びロザリンデによる犠牲が生まれようとするとき、二人は――。
乱世に生きる少女たちの物語、第2幕。
しかし、その結末は無慈悲だった。
助命の嘆願は、彼女の両腕と引き換えに叶えられた。
責任を感じる旅の魔術師・オットーはジークフリーデの治療と、リハビリに努める。その中で、二人は互いの過去を知り絆を深めていく。
だが、冷酷に時が過ぎ、再びロザリンデによる犠牲が生まれようとするとき、二人は――。
乱世に生きる少女たちの物語、第2幕。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784049140026
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みんなのレビュー
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よっち2021/09/1136ジークフリーデの両腕と引き換えに叶えられた助命の嘆願。責任を感じる魔術師・オットーは彼女の治療とリハビリに努め、その中で二人は互いの過去を知り絆を深めていく第二弾。倒れた彼女の回復を支え義腕を作ることを提案するオットー。義腕出来たらすぐこれかよとつい呆れてしまう、どこまでも主の騎士たらんとする頑ななジークフリーデと、そんな彼女に複雑な思いを抱きながらも理解してしまうオットーだからこそ、ロザリンデの凶行に終止符を打てたんですよね。切ない真相もありましたけど、最後までらしいなと思える結末でとても良かったです。
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ひぬ2021/11/1328両腕を失ってしまったジークリンデの治療に専念するオットー。リハビリに努める二人はその中で互いの過去を知ってしまい、絆を深めていきますが、再び鐘が鳴る時、そのささやかな幸せは崩れ去ってしまいます。終盤は怒涛の展開で全ての謎が解かれ、過去と現在が交差し、全てが繋がっていきます。まさかのオットーの亡き師が関わってくるとは思わなかったですが、完璧な伏線回収でなんとも爽やかなラストでした。欲を言えば教会での日常をもう少し堪能したかったですがこのスピード感も良かったです。これは1部と共に一気読みすれば一番良かったな。
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オセロ2021/09/1127衝撃的な終わり方と、多くの伏線を残したした上巻からどうなるかと期待を膨らませていた下巻。 予想通りの伏線回収もありながら、想像もつかない展開もあってとても読み応えがありました。 完成度の高い愛憎劇に仕上がっていて、大満足です。
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アウル2021/09/1226ネタバレあり前巻が物凄い所で続いていたので今回どうなるかの第二巻。と言うかここで完結なのね。なんか展開早くて少々置いてきぼりな感じも否めなかったが個人的には上手い事してやられた感じがして面白かったな。あと個人的には百合って感じがしたわ。
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タイコンデロガ級2021/09/2017とても面白かったです。 もしオットーの師匠、キュリオスがメアリーデ殿下の手を取ってそのまま二人で駆け落ちしていれば…!と思わずにはいられない。 まぁそれだとジークとオットーが出会うこともなくなってしまう訳ですが…。
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