オーバーライト 3 ロンドン・インベイジョン

発売日 : 2021/07/09
ロンドンのグラフィティクルーがブリストルを襲撃!? 激動の第3弾!
グラフィティの騒動を通じ、お互いの距離が近づいたヨシとブーディシア。
 ヨシの帰国が迫る中、ロンドンから、アイオンにグラフィティを学んだブーディシアの先輩・シュガーがクルーを引き連れてブリストルに襲来!
 「人は必ず死ぬ。終わりの美しさを知る者だけが、豊かな生を過ごせる」
 という信念を持つシュガーたちによりボロボロに上書きされるブリストルのグラフィティ。
 立ち向かう〈女王熊の復讐〉のメンバーだが、肝心のブーディシアの書くグラフィティに異変が。
 ブリストル最大の危機にヨシが取った行動とは? そして、ブーディシアの想いは? 激動の第3巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 759円(本体690円+税)
  • ISBN: 9784049137972

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みんなのレビュー

  • なっぱaaua
    2021/08/05
    ネタバレあり
    この3巻が一番好きだ。ヨシの日本帰国が迫る中、ロンドンからブーディシアの兄弟子シュガーがやってきた。そして彼は狂ってた。ギャングと共にブリストルを襲う。ヨシがブリストルを動かそうとするシーンが胸熱で感動してしまった。「ウィー・アー・ブリストル」この一言が物事を動かした。ブーディシアはヨシとの関係から不調にもなり、ヨシも悩む。二人でそれと向き合って答えをだしていく展開も良かった。お互いの気持ちを伝えあい、最後のシーンで二人は旅に向かった?日本に一緒に行った?続きが読みたいけど、これで完結ですよね。
  • よっち
    2021/07/09
    ヨシの帰国が迫る中、ロンドンからブーディシアの先輩・シュガーがクルーを引き連れてブリストルに襲来。彼らによりブリストルのグラフィティがボロボロに上書きされ、最大の危機が訪れる第三弾。強烈な信念で侵略するシュガーに多くの人が傷つけられる中、自分のやるべきことを見出してゆくヨシと、ブーディシアが抱えていた迷い。真っ直ぐに思いをぶつけ合って、自分のグラフティに真摯に向き合って、そして答えを見出してゆく二人の関係がとても良かったです。でも最後のあれから二人がどうなったのか、ちょっと読んでみたくなりますよね(苦笑)
  • ナギ
    2022/03/08
    主人公の帰国が迫るが、グラフィティを通じての侵略と抵抗が始まり、主人公とヒロインは巻き込まれていく……ブリストル編は終了で続くのかな?主人公の熱量と魂と魂のぶつかり合いは区切りとしては非常に良かった。グラフィティとは何なのか?という部分も突き詰められていて良かったと思う。
  • のれん
    2021/07/18
    ネタバレあり
    リスクがあるから芸術は華開くという考え方は一定数あって、存在自体が犯罪であるグラフティには当然の嵌まり方だった。 もちろんこの開き直り方は悪役だからこその魅力だろう。ガチ犯罪を平然と起すギャング抗争は流石に苦笑だが、街ぐるみのイメージ戦略は欧米らしさを感じて、納得できてしまうのは凄い。 メッセージではなく、観た人それぞれが想像できるシーンを描く。これもまた愛することであり、創作欲なのだ。 英語のルビもイギリス風英語らしさが光ってて良かった。 まぁ電話だけで全て持って行くネリナちゃんが最高なんですけどね!
  • こおき
    2021/08/23
    ★★★★★ いやあ、本当に鮮やかで素晴らしかった。「別れ」「死」「挫折」といった、終わりをテーマとした今巻。濃厚な絶望が街を侵略する中、希望を含んだ街の文化が抵抗し、圧倒的な死の美しさを、今一瞬を切り取った瑞々しい自然な生と、それを愛する気持ちが上書きする。それはまるで多くの挫折を孕む青春そのものを描いているようで、一瞬を上書きして生きるという、作品全体のテーマと池田さんのメッセージが、それこそ集大成のように鮮烈に感じられる内容だったように思う。きっと最終巻なのだろうけれど、その後の短編とか読みたいなあ