隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった 2
発売日 :
2021/05/08
花火大会で初デート!? 甘々な二人による青春ラブストーリー第二弾!
「……私と夏臣の関係って、どう説明すればいいんだろう」
一人暮らしの高校生、片桐夏臣と隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女、ユイが共に食卓を囲む日々は続いていた。学校では変わらずクーデレラと評されるが、夏臣の前では柔らかい微笑みを見せることが多くなったユイ。そんな二人の関係は、夏臣の親友がくれた花火大会のチケットをきっかけに変わり始める。
「……デート?」
「男女二人で花火大会に行ったらデートって言うだろ、普通は」
お互いがお互いを大切に想い、居心地の良い関係だと自覚した時、二人の関係は更に甘さを増していく――
一人暮らしの高校生、片桐夏臣と隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女、ユイが共に食卓を囲む日々は続いていた。学校では変わらずクーデレラと評されるが、夏臣の前では柔らかい微笑みを見せることが多くなったユイ。そんな二人の関係は、夏臣の親友がくれた花火大会のチケットをきっかけに変わり始める。
「……デート?」
「男女二人で花火大会に行ったらデートって言うだろ、普通は」
お互いがお互いを大切に想い、居心地の良い関係だと自覚した時、二人の関係は更に甘さを増していく――
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784049137866
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みんなのレビュー
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芳樹2021/05/0942ネタバレありほんと、こういう静かな空気のもとに心の距離を近づけていくようなラブロマンス作品は大好きです。夏臣とユイがお互い相手への気持ちにどう名前を付けたら良いかと悩んで、「あ、これが恋か…」となるのが、もうもうもう!お互い自分の気持ちを自覚し、次回はいよいよ合鍵を渡す儀式ですね。続きがとても楽しみです。
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佐治駿河2025/07/1738季節は夏。花火大会や調理実習などイベントを経て二人仲は大接近。最終的にはそれぞれが自分の恋心をはっきりと認識するまで至ります。2巻になり登場人物が多少増えましたが、それでも夏臣とユイの描写がほとんどですので互いに少しずつ距離が縮まっていく姿が初々しいです。文章も読みやすく、ラノベのラブコメ初心者にはオススメ出来る作品ですね。
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よっち2021/05/0832学校では変わらずクーデレラでも、夏臣の前では柔らかい微笑みを見せることが多くなったユイ。そんな二人の関係が夏臣の親友がくれた花火大会のチケットをきっかけに変わり始める第二弾。調理実習で見せたユイの複雑な想い、夏臣の親友・慶との繋がりで出会った後輩・湊との共感、そして二人で行くことになった花火大会デート。お互いかけがえのない大切な相手だとは認識しながらも、あえてそれがどういう関係かを意識してこなかった二人が、第三者との関わりの中で改めて自覚してゆく繊細な描写の積み重ねがとても良かったですね。続巻も期待です。
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まっさん2021/07/0330★★★☆ 昨今流行りのラブコメ作品のお手本のような作品。正直ヒロインがイギリスとのハーフという部分以外ではそこまで目新しさはないものの(しかも容姿・キャラクター共にそこまでハーフ感も感じられない)、文章や物語の雰囲気が読みやすいのか今巻も最後まで問題なく楽しむ事が出来た。今巻は全体的に主人公・ヒロイン両者の恋模様の進展を描く話であり、日常や小さなイベントからお互いを想う気持ちを徐々に自覚していく様子はもどかしいの一言であり、どこか微笑ましさすら感じられる程の満足感を得る事が出来た。しかし、前述の通りど→
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ひぬ2021/07/2426ネタバレあり変わらずの関係を続ける一人暮らしの高校生・直臣と隣室のユイ。共に食卓をする日は続きますが、模擬結婚式みたいなイベント、ジャズバーでのライブだったりと二人がゆっくりと近付くのが丁寧に描かれ、ちょっと嫉妬したりするユイの描写にはニヤニヤです。ちょくちょく挟まれるユイの英語暴走エピソードも好きでした。ページ数が少なめで全体的に雰囲気が淡々としていた印象ですが、優しくて柔らかい感じで、二人が自分の恋心を自覚する花火大会はとても良かったです。合鍵を渡す描写はまだですが、タイトル回収される次巻に期待。
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