裏社会最強の男、終末異世界を愉しむ。 終幕に捧ぐ反逆転劇

発売日 : 2021/01/25
ハードモードの異世界さえも、彼には温すぎた。
既に終わってしまった世界、エンドベイル――。人が魔族に敗北したこの世界では、異世界から人間を召喚しては無残に殺戮されるデスゲームが日々、繰り広げられていた。そして今回も現代から何も知らない人々が集められたのだが、そのなかに偶然、紛れ込んだ一つの異分子――「俺が今この瞬間に、運営者であるお前を殺したら、ゲームは終わるのか?」かつては裏社会で《調整者》と呼ばれていた高校生、凪平凌真。社会の均衡を保つための存在、危険因子の抹殺、殺し屋専門の殺し屋だった彼は状況を理解し密かに微笑む。「少しは愉しむことができそうだ」決して覆るはずのなかった人類と魔族の力関係は、やがて崩れ始める――。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784046800763

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みんなのレビュー

  • アウル
    2021/01/26
    ネタバレあり
    裏社会で《調整者》と呼ばれている凪平凌真は退屈な日々を過ごしていたがある日突然に、魔族が世界を支配する異世界に召喚させられられデスゲームに参加させられる事になるのだが......な話。デスゲームもので話は好きなんだけれども何かが物足りない感じ。も少し狂ってる感じが欲しかったかも。魔王の正体も大体予想がついたしな~。まあ、全てが魔王の手のひらの上だったというのは良かった。果たして続きが出るのかな?
  • まっさん
    2021/06/20
    ★★★☆ 前作の「罪人楽園」が刺さりに刺さりまった作品だったために購入した今作。結論から言ってしまうと、内容はとても面白いのにタイトルで少し損をしているなという印象を受けた。物語は魔族の進行によって人間が家畜以下の存在に位置づけられた世界。そんな世界に地球にて裏社会最強の調整者として君臨する一人の男子高校生が転生し、人類の反逆の道標となるお話。前作同様に登場人物がばたばたと死にまくり、更にゴブリンなどの魔物によるレ〇プシーンも描かれるなどなかなかハードな作品だった。しかし、この部分に関してはほとんど直→
  • どんぐり@京都の何処かで
    2021/01/26
    ネタバレあり
    裏社会でバランスブレイカーとまで呼ばれる殺し屋殺しのチート高校生、凌真。もう一つ並行して組織の長の娘の護衛中、異世界へ。その人が魔族に虐殺される非情な異世界で、ようやく全力で戦える相手=魔族に出会えたことに悦びを覚える凌真。魔王の正体も途中で予測でき、まぁ悪くはない感じです。グロさも含めて似た印象ではコミックにはなりますが、魔法少女特殊戦あすか、あたりでしょうか。絵師さん、カラーは良いのですが・・さて次巻は出るのかな。
  • しぇん
    2021/01/23
    人は簡単に死んでいきますが、水城先生の作品にしては狂気などが足りなかったかなと。主人公も任務には忠実な中で退屈にうんでるかんじでしたので、狂気とか特になかったです。魔王の正体もまぁそうなんだろうなという感じでしたが、果たして続刊でるのか?が疑問です
  • かっぱ
    2021/02/01
    現実世界で殺し屋をしていた少年がとあることをきっかけに異世界でデスゲームを演じる物語。他を寄せつけない能力を持ち合わせた凪平が抱えていた"退屈"という感情。圧倒的に秘めた悪役としてのポテンシャル。異世界で対峙する強敵の数々。凪平のキャラクター性がしっかりと描かれていることで、単なる俺TUEEEとは違う味わい深いカタルシスが演出されているのは良い。臨場的な戦闘描写に、丁寧な構成も光って、ダークファンタジーの物語のその続きが気になるシリーズの幕開けだ