時間泥棒ちゃんはドキドキさせたい 俺の夏休みをかけた恋愛心理戦
発売日 ：
2020/12/10
わたしとゲームをしましょう――。ドキドキしたら負けの心理戦ラブコメ！
一学期の最終日。日常に飽き飽きし、ただ毎日を消化していた高校生・加嶋颯は、クラスのアイドル・藤ノ宮白雪からまさかの告白を受ける。だが次の瞬間、颯は９月１日へとタイムリープし、夏休みが始まる前に終わっていた！
白雪の正体は、その美貌で人を惑わし、謎の砂時計で相手の「時」を奪う“時間泥棒”。夏休みをまるごと盗まれた颯は、１ヶ月分の「時」を取り返すため、彼女との壮絶な心理戦に挑むことになるが……。
デート中に相手にドキドキすると「時」を奪われる「時間争奪ゲーム」――これは、高一の夏休みを盗まれた俺が青春を取り戻す物語である。
白雪の正体は、その美貌で人を惑わし、謎の砂時計で相手の「時」を奪う“時間泥棒”。夏休みをまるごと盗まれた颯は、１ヶ月分の「時」を取り返すため、彼女との壮絶な心理戦に挑むことになるが……。
デート中に相手にドキドキすると「時」を奪われる「時間争奪ゲーム」――これは、高一の夏休みを盗まれた俺が青春を取り戻す物語である。
- レーベル： 電撃文庫
- 定価： 693円（本体630円＋税）
- ISBN： 9784049133707
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2020/12/1134一学期最終日。日常に飽きてただ毎日を消化する高校生・加嶋颯。しかしクラスのアイドル・藤ノ宮白雪からまさかの告白をされ、なぜか次の瞬間9月1日へとタイムリープし、夏休みが始まる前に終わってしまうSFラブコメディ。謎の砂時計で相手の時間を奪う時間泥棒・白雪から時間争奪ゲームを持ちかけられる颯。ドキドキした方が時間を奪われるため、ベタな展開からの駆け引きが繰り広げられて、白雪の思わぬ事情が明らかになっていく中でその真意も垣間見えて、彼女に何度も騙されてしまう颯の心境の変化と、二人の今後に期待の新シリーズですね。
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しぇん2020/12/1320お互いの「時間」をかけた恋愛頭脳戦開幕。頭脳戦は本家も頭脳つかってないので問題なしですね。続刊でたらラブコメに寄せていくのか、異能力ものによせていくのか気になります
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かっぱ2020/12/1216ネタバレあり学年で一番の美少女に夏休みの時間を奪われるところから始まる物語。設定が少しご都合主義なところもあるんだけど、構成の上手さが物語の魅力を十二分に引き出している。チョロインの白雪さん、可愛くありません？ また、本来持ち合わせてるはずの『時間』を人よりも持ち合わせていないことから『時間』に執着して、それを人から奪うことで自身の夢のために尽くす白雪というのは決して肯定できないけれど、その痛ましい現実には考えさせられる。時間能力者という『時間』に特化した異能も登場して、今後どのような展開を見せてくれるか楽しみだ
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真白優樹2020/12/1513日常に飽き、刺激的な日々を求めていた少年がクラスのアイドルである少女に、自らの夏休みの時間を奪われ始まる物語。―――戻すか渡すか、それは誰の為で何の為。 何処か小悪魔的に特殊な砂時計で誰かの時間を盗む少女。その彼女と恋愛心理戦を繰り広げながら、彼女が抱えた秘密に迫っていく物語であり、時間に関する異能が絡み合う、只のラブコメとは一線を画した面白さを持っている、ちょっと不思議なラブコメである。一度終わり再び始まる心理戦。果たして、奪われた時間を全て取り戻すのか、それとも分け合うのか。 次巻も須らく期待である。
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TERU2020/12/3012ネタバレあり相手をドキドキさせたら勝ちという心理戦ラブコメに、SF的時間の概念をぶち込んだら、ハラハラドキドキが加速するSF異能力バトルラブコメになりました。 ベタなラブコメ展開の中で、時間を奪うという要素１つのおかげで、全てに理由がある様に深読みをさせてくる。構成としても、序盤の心理戦からのまさかの展開に発展していき、落とし所も面白かったです。 一つ良くなかった所を挙げるとすると、ヒロインの特徴であるリボン関連の事が意味深に描写していく中で、後半その事に特に触れる事なく忘れられていた点が気になりました。
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