オーバーライト 2 クリスマス・ウォーズの炎

発売日 : 2020/10/10
グラフィティvs音楽――アーティストたちの尊厳を懸けた《戦争》勃発!?
 ブーディシアやグラフィティ・クルーたちとの出会いによって音楽活動を再開したヨシ。そんな彼の元にかつてのバンド仲間、ボーカルのネリナが現れる! 
「ヨシの音楽には、魂がない」――ヨシの音楽に迷いを生じさせ、日本を離れる原因となった歌姫の突然の来訪。気まぐれな態度でヨシを惑わす少女の真意は?
 一方、クリスマス間近の街ではグラフィティを否定するミュージシャンの宣戦布告をきっかけにグラフィティ排斥の動きが激化!
〈Z〉を名乗る謎の人物によって街中のグラフィティが上書きされてしまう!
 傷つけられたブーディシアのグラフィティ、立ち上がったララ率いる〈女王熊の復讐〉。ブリストルの未来、そしてヨシをめぐる三角関係の行方は?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049133233

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • キノの旅 the Beautiful World 24
    NEW
    キノの旅 the Beautiful World 24
    キノの旅、25周年! ファン待望の最新刊が登場!!
    時雨沢恵一 (著者) / 黒星紅白 (イラスト)
    発売日: 2025/09/10
    電撃文庫
  • 殺し屋JKとハンバーガー
    NEW
    殺し屋JKとハンバーガー
    『仲良し』JKの裏の顔は、駄弁りながら悪い奴らを始末する殺し屋!?
    猿渡 かざみ (著者) / てつぶた (イラスト)
    発売日: 2025/09/10
    電撃文庫
  • サンバカ!!! 2
    NEW
    サンバカ!!! 2
    シリアスもファンタジーもラブもコメディも、全部ごった煮てんこ盛り!
    助六 稲荷 (著者) / しずまよしのり (イラスト)
    発売日: 2025/09/10
    電撃文庫
  • 好きだった子をメイドにしたら、俺の部屋でこっそりナニかしている 2
    NEW
    好きだった子をメイドにしたら、俺の部屋でこっそりナニかしている 2
    メイドと京美人の間に火花が散る、波乱の第2巻!
    鏡遊 (著者) / ひげ猫 (イラスト)
    発売日: 2025/09/10
    電撃文庫
  • 転生程度で胸の穴は埋まらない 3
    NEW
    転生程度で胸の穴は埋まらない 3
    亡国の竜姫を救う鍵は、白い孤独と黄金で――?
    ニテーロン (著者) / 一色 (イラスト)
    発売日: 2025/09/10
    電撃文庫

みんなのレビュー

  • よっち
    2020/10/11
    ブーディシアたちとの出会いによって音楽活動を再開したヨシ。そんな彼の元にかつてのバンド仲間でボーカルのネリナが現れる第二弾。ヨシの音楽に迷いを生じさせ、日本を離れる原因となった歌姫の突然の来訪。グラフィティを否定するミュージシャンの宣戦布告で排斥の動きが激化してゆくブリストル。最初ヨシを振り回すネリアを見ているとどんなキャットファイトが始まるのかと思いましたけど、彼女もまたひとりのアーティストで、逡巡や苦悩、葛藤の末に見せた音楽とグラフティを巡る本気のぶつかり合い、その結末にはぐっと来るものがありました。
  • アウル
    2020/10/21
    ネタバレあり
    音楽活動を再開したヨシの前に、弾けなくなった原因となったネリナが襲来する。その頃街ではミュージシャンとグラフィティ・クルーとの間に抗争がおきてしまい.......と言った話。今回はヨシの過去話とそれに向き合っていくんだけども悩みながらも自分なりのやり方で解決していったのが面白かった。ネリナが思いっきりブーを食っていた印象があったけどネリナもいいキャラしてたな。ネリナとブーの二人が拳で語り合うシーンは何気に好きだわ。
  • サケ太
    2020/10/21
    グラフティがテーマという新鮮なライトノベルの第2巻。前回が綺麗に終わった所で不安もあったものの、見事に杞憂。非常に面白かった。今回はヨシが追ってきた過去と向き合い、それを抱えながら進んでいく姿は面白かった。前回はヨシやブーに同情的ではあったものの、ヨシの留学やグラフティそのものの問題点について改めて向き合った感じ。それぞれが、熱く、真っ直ぐに自分たちの想いのままに進む姿が好きだ。
  • なっぱaaua
    2020/11/09
    ネタバレあり
    イギリスのブリストルでグラフィティと音楽で青春する第二弾。面白かった。グラフィティはアートなのかという問いかけに、先日大阪で「BANKSY展」を観て思ったのだがやっぱりアートだと思う。ただそれが器物損壊なのかどうかはまた別な話でして。ロンドンでは描いて消されてを繰り返しているそうで。今回はグラフィティの作者達はアーチストであるという事は伝わったのではないかな。そういえば会場の解説ではブリストルの音楽家がバンクシーかもと言っていたよね。タイムリーな。後半の色を表す表現がとても好き。~続く~#ニコカド2020
  • かっぱ
    2020/11/03
    グラフィティVS音楽を描いたシリーズ2弾。ヨシがギターを弾けなくなった原因であるネリナの来襲とともに描かれるのはヨシが抱えた過去への向き合い。変わらないものなんてない。人を傷つけたこと、人に傷つけられたこと、あらゆるものが変わっていく中でも忘れてはいけないこと。今まで逃げてきた過去にヨシがようやく相対することができたのはグラフィティの出会いがあったからに他ならない。悩みながら、もがきながらも自身の決断を選び取る展開は前巻に負けず劣らずの熱量が溢れていてめちゃくちゃ良かった