賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 痛 愛弟子サヨナと今回はこのくらいで勘弁しといたるわ

発売日 : 2020/02/07
Q:どうしてこんな変態作の2巻が出るのですか?/A:あっ、悪ノリです。
「クソっ、今回もダメだったか……ッ!」
 担当編集は憤っていた。悪ノリで2巻が出てしまうこの『賢勇者』シリーズを王道ファンタジー路線に戻すべく、彼は時間遡行を繰り返し、未来を変えようとしていたのだ。
 しかし、何度繰り返しても本作の主人公・シコルスキは、賢勇者というカッコいい肩書きなのに定期的に全裸になる変態であり、ヒロイン・サヨナは昨今のトレンドに反して胸が極薄で、性格がバブみから遠ざかっていくのだった。サブキャラも全員反社会的なサムシングだ。
「オレは、嫌なんだ! 全文検索で卑猥な単語がジャンジャン引っかかる下品な小説を編集するのは……! うおおおッ!」
 果たして担当は未来を変えられたか!?
 その答えは今、君の手の中にある――。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049128543

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みんなのレビュー

  • 星野流人
    2021/12/22
    あらゆる界隈に喧嘩を売りまくる超下品なラノベらしき文章が収められた奇書の続刊です。下品さがかなり加速しています。お尻、SM、風俗……およそ青少年向けには好ましくない描写が数ページおきに飛び出す地獄。なのにギャグの繰り出し方は洗練されていて、あらゆる言葉遊びが盛り込まれているのが憎たらしい。数少ないかわいいだけで済んでるキャラのユズは、挿絵がとても素敵でした。1巻を読んだ人でも、覚悟して臨んでほしいレベルの第2巻……でした。本当に。
  • ゆなほし
    2020/04/01
    シリーズ2(痛)作目。読者の皆さんと著者と編集が悪ノリしてまさかの続刊が出ちゃった電撃文庫新時代の汚点、ラノベという名の「何か」(帯引用)。前巻よりさらに何を読まされてるのか分からなくなり、こんなものを読んでいる自分の精神状態が如何なものか問いたくなるような素晴らしい作品だった。数段パワーアップしたアウト寄りのアウトネタの連続に笑っては行けないと思いながらもやはり笑ってしまうので、ここは「*」を投げて場面転換、いや、この本を読んでいるという事実自体を無かった事にいたしたい。(しかし)(続刊希望…!)
  • 中性色
    2020/02/13
    土下座と見せかけてサマーソルト。前巻もあれだったけど、後方支援をうけたことによってよりはじけた内容になってる。しかし、この作品で成績を使うなら字面的な意味でエンジェル・エチェバリアとかセキノールとか使えばいいのに。しかし読者応募コーナー見てると読んでる方も大概ろくでもないなこいつら
  • わたー
    2020/02/09
    ★★★★★電撃文庫の最大の汚点。一般流通に乗せてはいけないラノベという名の何か。散々な言われような本作だが、私を含む、一部のアレな読者の熱意により待望の2巻が。ヒャッハーーーー我々読者の完全勝利だぜぇ。表紙をめくってすぐに撒き散らされる、誰に向けたかわからないクソパロとただただ下劣なシモネタの数々に私の表情筋は限界を迎えた。いいぞもっとやれ。様々な方面に全力で土下座しないと書けないような内容は、とてもここで書ききれないので、是非読んで、その目で確かめてほしい。約束された3巻への道も見えたな。
  • 真白優樹
    2020/02/07
    かつてラノベ界に消えぬ傷跡を刻み込んだ賢勇者シコルスキ。その衝撃がブレーキが壊れているどころかアクセル踏み過ぎて大気圏外に突き抜けた勢いで帰ってくる今巻。初っ端からヤバい、まともな登場人物など何処にもおらず、読んでいるだけで正気度が削られそうな、何考えて書かれたのかを小一時間問いたくなる巻であり、カドカワを飛び蹴りで肥溜めに突き落とすが如き畜生の所業が繰り広げられている巻である。ここまでやった物語は他にはない。だから作者をもっと削る意味で先を読みたくなるのは私だけだろうか。 期待を込め次巻も楽しみである。