異世界拷問姫 9

発売日 : 2020/02/25
至高のダークファンタジー、終劇。
「どうか、皆、みーんな、一緒に死んでください」
最愛の父・ルイスを失い、【異世界拷問姫】アリスは世界を壊し始める。
かつて最愛の従者・瀬名櫂人を失った【拷問姫】エリザベートは世界を守り続ける。
それは鏡映し、共にあり得た可能性。
それ故に決定的に交わらない二つの道。
だから二人の拷問姫は“彼ら”の遺志を継ぎ、各々に世界へと立ち向かう。
「どうして、私だけお父様を失うの? 『瀬名櫂人』のエリザベートは生きているのに!」
「この【拷問姫】が全てを賭けるのだ──【異世界拷問姫】が受けずして、どうする?」
これが神話に至る物語。
綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー、最終巻。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040645452

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みんなのレビュー

  • だりあん
    2020/07/28
    ネタバレあり
    【森の三王】vs【砂の女王】まるで怪獣大戦争…のまえにアリスが【砂の女王】を兵器とするためにやったことが残酷でおぞましすぎる…。どっちが嫁でもいいから、あの夫婦生きててほしかったよ。みんな最期に最大のデレかましてくれて…(´;ω;`)
  • 坂城 弥生
    2022/08/15
    シリーズ最終巻。壮絶でした…
  • 虚と紅羽
    2020/03/01
    ネタバレあり
    確かにこの物語に何か言うのは無粋な気しかしないので(真面目なとこは)短めに。 後書通り硝子で手を切り血塗れになりながらも途方もない砂の中で美しい宝石を掴んだ物語。その宝石を掴むまでに刻んだ傷はきっと消えることはないけれど、彼・彼女らはその痛みと傷を治そうとは思わないはず。それが彼・彼女らが選んだ道だから。 ここからしょうもないこと。なんかもう十章の最後数ページから「しんどい」って連呼してた。この二人の関係がやっぱりしんどさを増長させている。だから最後の最後があんな感じになってくれて本当に、本当に良かった。
  • まっさん
    2020/06/30
    ネタバレあり
    ★★★★ 完結巻。唯一の理解者であったルイスの願いを聞き入れた無垢なる少女・アリスの侵攻が始まる中、世界が次々と壊されていく。一方、世界を裏切った亜人種達はアリスの暴走から最早生存への道を諦める。そんな時、とある男の魂を埋め込まれた砂の女王が再び破壊の衝動に目覚め、森の三王との全面戦争という事態に…最凶の敵であるアリスとの邂逅を前にして多くの犠牲を強いられるエリザベート達。いくつもの想いの果てに得られた勝利は、余りにも痛みを伴うものであった。世界を憎み、呪ったはずの聖女の献身・如何なる状況においても→
  • ℳℯ
    2021/09/08
    ネタバレあり
    ★★★★☆ 再読。感動の最終巻。聖女の【肉屋】への想いが印象に残っている他、何より作中二番目(もちろん一番はカイトとヒナ)のバカップルであるジャンイザの手を繋いでの脱落には初読時は思わず現実逃避をしかけた。しかもそこに八巻の表紙を持ってくるとかずるい。また、アリスが辿った結末には彼女のこれからを祈らずにはいられなかった。登場人物は大半が死んでいってしまったけれど、辛うじてハッピーエンドの形で終わったので読後感が悪い訳でもなく、いい締めだったと思う。この作品に出会えて本当によかった。