君死にたもう流星群 5

発売日 : 2019/12/25
『かえせッかえせッかえせッかえせかえせかえせ――ッ!!』
人工衛星テロ『大流星群』で命を落とした天野河星乃。平野大地は彼女を救うため、高校時代にタイムリープを果たす。そこで彼は多くの友人たちの『夢』を手助けするが、一方で自分自身に夢がないことに劣等感を抱くようになっていく。星乃が宇宙飛行士という夢に着々と近づく中、大地はそれを素直に喜べない。そんな中、謎の後輩『犂紫苑』が現れて、「私がガニメデですよ」と正体を明かし……。黒幕『ガニメデ』との対決、失踪するイオ、ダークウェブ潜入、ブラックマーケット・オークション、不死身の地球外生命体、腕に出現する謎の文字、過去からの恐るべき逆襲――。『夢』と『宇宙』の感動巨編、最高潮の第五弾!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784040641942

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みんなのレビュー

  • よっち
    2019/12/24
    高校時代にタイムリープを果たし、多くの友人たちの『夢』を手助けしたがゆえに、自分自身に夢がないことに劣等感を抱くようになっていく大地。謎の後輩『犂紫苑』が現れて意外な正体を明かす第五弾。星乃が宇宙飛行士という夢に着々と近づく中、それを素直に喜べない大地に起きた異変。タイムリープの背景が明らかになってゆく中で、目をそらしていた根本的な問題が顕在化する絶望的な展開で、それでもこれまでの積み重ねがあったからこそ挽回の機会もあって、だいぶ変わってきた大地の姿にはぐっと来るものがありましたけど、最後の展開は...。
  • 芳樹
    2024/03/17
    宇宙飛行士を目指し”ちょっぴり”でも前向きに取り組む星乃。医者を目指し努力を重ねる涼介。デザイナーを夢見て留学することを決めた伊万里。アイドルになろうとレッスンに励む宙海に、小説家になる夢を取り戻した冥子。では、彼ら友人たちの背中を押した大地はどうなのか…。いよいよ大地の『夢』に触れる今回は、スペースライトされた対象はどうなるかを含め、本作の核心に迫る怒濤の展開に胸が熱くなりました。大地が忘れていた『夢』と改めて向きあったことで、物語は本当のスタート地点にたったように感じますね。続編を楽しみにしています。
  • ゆなほし
    2021/03/06
    シリーズ5作目。これまで、大地と星乃は人工衛星テロ「大流星群」を引き起こした犯人側組織と戦ってきたが、今巻は大地が自分自身と戦うような、少し既刊と違った雰囲気を見せる。もちろん物語の主要な軸はブレず着実に進んでいるが、大地の成長・変化に重きを置いている展開に、やはりこのシリーズ1番の軸である「夢」を追う大切さを教えられた。あれ程コスパ重視だった大地が、夢を追う人を応援し、自身もまた夢を追う姿はとても感慨深い。そうかと思えばラストの引きは強烈で、この先どうなるのかが気になって仕方ない!
  • わたー
    2020/01/16
    ★★★★★ようやく、ようやく星乃とも良好な関係を築き始めた矢先に、夢を嘲笑い、人生をコスパ重視と曰う1周目の自分が立ち塞がる。やはり今回も読者と主人公の胃に優しくない展開が続き、読んでいてキツかったが、それでも細い糸を手繰り寄せて未来への道筋を掴んだのは良かった。まだまだ全く予断を許さない状況だが、星乃と共にある未来は訪れるのだろうか。楽しみ。
  • まるぼろ
    2019/12/28
    さて今巻は大地が「大地」と向き合うお話。伊万里の留学が近付く中、クラスで将来の夢を書いてタイムカプセルに埋めると言う話になるが…と言うお話です。今巻もとても良かったです。一周目の大地が出てきた時にはどうなる事かと思いましたが、それも半年の間に大地がしてきた事が無駄では無かった事の証明にもなったし、何より大地…両方の大地自身が「ちょっぴり」ずつながらも夢に向き合える様になったのが大きな一歩だったなと思いました。伊万里に関しては半分巻き込まれた形での…だっただけに可哀想な所もありましたが。→