女神なアパート管理人さんと始める異世界勇者計画

発売日 : 2019/08/10
「こんなの俺の望んだ異世界生活じゃない!!!!」
「異世界なめるな。マヨネーズや戦術とか、お前が考えつくものはすでにある」
憧れの異世界に召喚されたものの、待っていたのは甘くない現実と勇者不適合の烙印。失意の神代湊を拾ってくれたのは、古アパートの管理人さんで……!?
「私は神代さんが勇者になることを信じています」――女神のように純粋無垢な管理人さんに一目惚れしてしまった神代。
怠け者のエルフに、ギャンブル依存症のドワーフ、お人好し過ぎるミゼット等々、くせ者揃いのアパート住人も巻き込んで四畳半生活からの一発逆転を目指す!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049126730

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みんなのレビュー

  • 佐治駿河
    2024/07/22
    土橋先生も流行りのジャンルを書くのかと素直に驚きました。正直、最初は異世界転移の設定を利用したデスゲームでも始まるのかなと思いつつ読んでいました。土橋先生の作品なのでどうしてもゲーム性を期待してしまいますよね。なので途中までは緊張感を持ちつつ身構えていましたね。中盤辺りからはそんな事を気にせずに頭を空っぽにして読了しました。でも流行りに流されない独特の世界観の物語が好きですので次はそんな作品を期待します。
  • しぇん
    2024/01/11
    KindleUnlimitedで。異世界転移しても凡人は凡人。勇者になると飛び出したは良いが世知辛世の中に苦しむ話が半分くらい続くお話でした。最後は話動きだしましたが、色々闇抱えてそうな世界観の伏線出てきましたが、最後まで語り切れるのかなと
  • アウル
    2019/08/11
    ネタバレあり
    土橋さんの異世界転生モノということでいつもの殺伐とした人の心理描写が無いなと思い読了。憧れの異世界に転生したものの甘くない厳しい現実に叩きのめされた主人公がそれでも勇者になって活躍しようとする話。前半はほのぼのとした感じだったが後半からなんや思わせぶりな展開になってきたがどうなるのか?個人的にはやっぱり殺伐とした方が土橋さんらしいと思ってしまいイマイチ入りきられへんかったな。次巻出るとしたら他の方たちの感想読んでからかな。
  • 真白優樹
    2019/08/10
    憧れの異世界に召喚されるも現実を突き付けられ勇者不適合とされた青年が、古アパートの管理人と個性的な入居者と共に勇者を目指す物語。―――どこの世界も甘くない、だけどそれでも光を探して。 異世界で無双、そんなの只の絵空事。そんなアンチ異世界な空気を漂わせつつ、惚れた人の為に必死に勇者を目指すその泥臭い姿に応援を送りたくなる物語であり、つまずき転びながらも一歩ずつ頑張る、ほのぼの時々熱血な物語が好きな読者様にはお勧めしたい物語である。一歩踏み出した青年の今後と次の戦いとは。 次巻もあってほしいものである。
  • 星野流人
    2019/08/30
    土橋さんの新刊は異世界転生スローライフ逆転劇。異世界転生したもののすでにたくさん転生者はいるし、お金もなくて全然甘くない異世界生活……と、スレた感じの設定が実に土橋さんらしい。アパート管理人のライアさんやエルフのリズラザ、お人好しのクレイなどヒロインたちが可愛らしいのが魅力。まっとうな生活をしていない彼らのひねくれたやり取りは読んでいておもしろいです。オウムのパパラッチのアイデアは、異世界感があって凄くいいですね。魔王と女神の正体など、ほのめかされる展開もワクワクする。おもしろかったです