破滅の義眼と終末を望む乙女 〈方舟〉争奪戦

発売日 : 2019/07/10
かつてない残酷な異能力バトルがはじまる――
手にした者に世界の終末を見せ、様々な能力を授ける装飾具『レヴェリー』。
 あらゆる異能力者たちが集まる〈協会〉では、生まれ続けるレヴェリー適合者の管理、そして排除を行っていた。
 両眼に義眼のレヴェリーを持つ少年・一ノ瀬唯兎は、チームを組む遠峰綺月、遥邑久狼と数々のレヴェリー遣いを排除し、任務に没頭していた。命と引き換えに能力を発動するレヴェリー遣いたちは、その全てが短命、もしくは身体的代償を捧げて生き長らえている。
 ある日、寿命も残りわずかとなった唯兎たちの前に、世界を破滅に導く危険を孕む『終末型』のレヴェリー適合者の少女が現れ──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049125627

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みんなのレビュー

  • 虚と紅羽
    2019/08/22
    ネタバレあり
    多分続き物。分からない事が2つあるし(天網書架は氷戈さんだろうな………)。 めちゃくちゃつまらないわけでもないが、めちゃくちゃ面白いわけでもない。強いて言えば普通。ヒロインは結局誰なんだ状態。(おそらく)メインヒロインがなんかグダグダグダグダやってる内に主人公ともう1人のヒロインが戦ってるな、以上。 設定がかなり作り込まれてとは思うけど、少し説明不足というか作者の頭の中で完結してる可能性も感じられる補足のなさ。 あの2人もあっさり殺されちゃったし……。 残念美人がぽんぽん出てくるのは好き。
  • まるぼろ
    2019/07/23
    世界の終末を見ると同時に「レヴェリー」と言う異能の装飾具を手に入れる者が現れる世界で、ある思いを抱きながら異能者を監視する「協会」に所属する一ノ瀬唯兎はある事から幼馴染の燈迎恋理と再開するが…というお話です。異能バトル物としては真っ当な作品で良かったと思いました。ただ何とも残酷な話でしたが。唯兎にしても恋理にしても、遠峰姉弟も含めて大事なものを守る為に行動した結果がこうなった、という話だったのかな、とは今巻では思いました。続くようならまた読んでみたいなとも思いました。
  • 真白優樹
    2019/07/11
    適合者に終末を見せ力を与える装飾具を用い、命を削って子供達が戦う世界で、二つの装飾具を持つ少年が世界を終わらす力に適合した少女に出会う物語。―――例え散る事になろうとも、この命は君の為に。 終わりが近く、戦いは悲惨で救いは無く。そんなどこか捨て鉢で悲壮感溢れる世界で子供達それぞれの愛と言う感情が交錯する物語。終わりへ向かい突き進むだけでも、例え正解に反するとしても。そんな生の感情を読みたい読者様は是非。 罪を背負い庇護を外れ、逃げる事を選んだ二人の逃避行はどこまでいけるのか。 次巻も須らく期待である。
  • HANA
    2019/09/24
    異能バトル。全体的に設定が重い感じ。予想以上にキャラクタの扱いが凄くて驚いた。この設定のまま色々なキャラクターを見てみたい。
  • AKF-ZERO
    2022/03/16
    絵師の桑島黎音さんが珍しく現代異能バトル担当ということで購入。桑島さんの絵は、ファンタジーより現代の若者的なスタイルの方が似合うと思うんですよね。冒頭から異能関係の細かい設定が押し寄せてきて覚えるのが大変でした。おそらく続刊ありきで書かれてたので、こうなったのでしょうが、如何せん多すぎて異能の効果や体系が消化しきれませんでした。ただこの作者さん、ラブコメ的な掛け合いに非常にセンスがあるなと。恋理と綺月が唯兎を取り合ったりとか、それに金髪美人の十霧が絡んできたりと面白かったです。…十霧がああなるまでは。