魔王学院の不適合者 史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う 4 上

発売日 : 2019/03/09
暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡、第四章《大精霊編》!!
偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし突如として魔王の再臨と絶命を見せ付けられたディルヘイドは、未だ混乱の渦中にあった。
 その機を見据えたように《魔王学院》に現れた新任の教師。その正体は二千年前、神話の時代よりアノスと敵対する神族のひと柱、天父神ノウスガリアだった。
「神の知恵を授けよう。暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴード。君を滅ぼす新たなる神の子は――この学院にいる」
 神すら滅ぼすアノスを世界から排除せんと、神話の戦いが今、再び幕を上げる!!
 暴虐の魔王があらゆる理不尽を粉砕する痛快ノベル――第四章《大精霊編》!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784049123272

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2019/12/23
    ネタバレあり
    ★★★★ 相変わらず設定が凝りっ凝りな今作。先の展開がなかなか読めないという意味では本当に楽しめる作品であり、設定がしっかりとしたハイファンタジー物を読みたい人にはおすすめできる。前巻で決着が着いたと思われた偽りの魔王・アヴォスに関して新たな展開が繰り広げられ、再びアノスの正体が捻じ曲げられてしまうことに。本当に次巻が気になる展開に…ただ、今巻に関して言えば転生前と転生後の名前がごっちゃになったり展開が若干急に感じてしまったりと気になるところもあったかなと…
  • 芳樹
    2020/07/12
    ネタバレあり
    平和が訪れた《魔王学院》に突如現れた新任教師は、神話時代からアノスと敵対する天父神ノウスガリア。彼は告げる。アノスを滅ぼす『神の子』がこの学院にいると…。レイとミサのカップル成立に心和むも、そこからの急転直下の展開に驚愕する、魔族・人間ときて精霊に焦点を当てたミサの回と言える第4章でした。これまで蒔かれた伏線をこのように回収するとは…。作品の構成に唸らされました。大きく動いた物語ですが、下巻でどう決着がつくのか。すぐに次巻を読まなくちゃ…。
  • よっち
    2019/03/09
    偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし未だ混乱の渦中にあるディルヘイドの魔王学院に、二千年前よりアノスと敵対する天父神ノウスガリアが新任の教師として現れる第四弾。ノウスガリアから告げられたアノスを滅ぼす神の子の存在。二千年前から続く因縁と、昔の右腕だったシンに会うため仲間とともに大精霊の森アハルトヘルンに向かうアノス。隠狼により提示される試練があって、神の子である偽りの魔王の正体も明らかになって、事態も急展開を迎える中でアノスがそれにどう立ち向かうのか、下巻に期待したいところですね。
  • むっきゅー
    2019/03/27
    新たな敵・神の子が学院に潜んでいるのだがという新章。2000年前の様々な伏線が絡み合った展開。このエピソードは前後編構成のようで話は次巻に続くのか。相変わらずの無双バトルでしたが、本作の魔法のシステムの理論と強さレベルが今一つ把握できていない我輩。余り考えすぎるのも良くないのかも知れませんが、おかげで読むのに随分時間がかかったわ。
  • アウル
    2019/03/14
    ネタバレあり
    偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。まだまだ混乱が続く中、神族のひと柱であるノウスガリアが新任の教師として現れ、更にはアノスを滅ぼさんとする神の子が学院にいると言い放つのだが...。初っ端のアノスの両親の対応は何時も通りで安心するなwそして毎度のごとくストレスなくアノスが力技で敵の策をぶち壊していく爽快感がええわ。神の子の正体が分かったところで次巻に続いたがどうアノスが立ち向かっていくのか楽しみ。