人食い龍と聖女の降臨 骸龍興亡記

発売日 : 2019/03/09
血と宿命と龍に翻弄される若き英雄を描く、胸アツの王道ファンタジー戦記!
かつて世界に蔓延った龍。彼らはやがて滅び、人の時代が来た。人は龍の骸を巨大な鎧とし、戦争をした。龍骸甲……ドラグレイスギアとも呼ばれ、幾千の兵にも勝るその兵器を「鎧う」ことは、騎士の誉れであった。
 ――だが、人々は知らなかった。龍たちは骸と化してなお、恐るべき野望を抱いていたのだ。突如として現れた謎の黒い龍と、人の王の崩御。世界はかつてない混乱の渦中に堕ちる。
 龍の“声”を感じる力を持った若き騎士・リセル。龍の獰猛な意志が、人の権力者たちの闘争が、平穏だった彼の日々を今、食らい尽くそうとしていた――。
 龍と人の陰謀うごめく、王道ファンタジー戦記、登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049120943

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みんなのレビュー

  • まりも
    2019/03/10
    龍の時代から人の時代に移り変わった世界。龍の声を聞く力を持つ青年が、龍の骸を用いた兵器に乗り込み戦乱の世を駆け巡る物語ここに開幕。面白い。ただそれだけ。訳ありの過去を持つ主人公、聖女と呼ばれ不思議な力を持つヒロイン。そんな彼らが骸となっても残る邪龍の脅威と、国のお家騒動という混沌の時代に身を投じる。この設定だけでも面白いのだが、それに加えて龍骸甲という大型兵器に乗り込み大迫力のバトルで楽しませてくれるのだからもう堪らない。まだ序章だというのにこの壮大さ。これは続きが楽しみで仕方がない。打ち切りになるなよ。
  • S.T.
    2019/03/09
    ネタバレあり
    面白かった!これぞハイファンタジー戦記!かつて龍が蔓延った世界。有力諸侯が覇を競うブランザリア東方地域では、龍の骸を利用した“龍骸甲”を発明したセルベリオス家の「英雄」によって、戦乱の時代が終息するかに見えたが…。主人公はセルベリオス家の家臣筋に仕えるいかにもワケありの青年、リセル。ヒロインはリセルを慕う領主の一人娘ミアと、龍骸甲に祝福を与える聖女オルテンシアのダブルヒロインかな?巨星墜つ展開から始まる壮大な英雄譚の序章だった。貴種流離譚、戦国乱世、可憐な姫君、そして世界にただ一つの龍骸甲。最高の物語だ。
  • しぇん
    2019/03/09
    面白いハイファンタジー開幕。龍の亡骸を利用した兵器が蔓延を始めた世界で、龍の亡骸から声を聴き危機感を募らせる騎士の主人公が過去の因縁に巡り合う物語。一巻では邪龍の正体など謎のままですし、主人公もようやく専用機を手に入れたところなので、ここからどのような物語が展開していくか期待大です。電撃だから続き出なかったりする危険は感じますが……。
  • アウル
    2019/03/22
    ネタバレあり
    かつて世界に蔓延っていた龍。その骸を巨大な鎧として加工し人々は戦争を続けてきた。ある時を境に龍が復活する兆しをみせ人の世が荒れ始める中、龍の声が聞こえる力を持つ青年・リセルの運命が動き出す物語。個人的にはなかなかに面白かった戦記ファンタジーなんだけれどもハイファンタジー・ロボットものがなかなか売り上げに繋がらないご時勢では続巻キツイのではないかな~と無粋な考えが浮かんでしまった。
  • ホシナーたかはし
    2019/03/20
    原点回帰、でも悪くない。最近、転生最強魔法チートばかりで食傷気味だったラノベ界に、久しぶりに読み応えのある戦記物が帰ってきました。ただ、姫の護衛と言う割には、直情馬鹿すぎるエリカが気に入りません。とりあえず追いかける方向ですが、エリカ次第で投げるかも。