リア充にもオタクにもなれない俺の青春 2

発売日 : 2018/07/10
リア充は生きるために嘘をつく。オタクは3ヶ月で「嫁」を変える。
リア充の女王VSオタクの姫。
リア充は生きるために嘘をつく。オタクは3ヶ月で「嫁」を変える。
そんな世界で、「俺」たちは――。

 牧野蒔菜(まきのまきな)。リア充の女王。Jポップの歌詞みたいなスイーツガール。
 小田倉叶夢(おたくらかなめ)。オタクの姫。イエッタイガーとか言っちゃう系美少女。
 この2人が真っ向から対立し、完全にグダグダとなった合唱コンクール。今の俺は彼女持ちのリア充(3ヶ月限定)だから、傍観者の立場ではいられない。
 ……この関係、面倒くさいな?
 そんな俺の思考を見透かしたように、メグは断定する。

「リョータは、ウチのこと、あんまり好きじゃないから」

 リア充もオタクも3ヶ月で心変わりする時代。
 何も好きになれない「俺」たちに贈る、新・青春ラノベ第2弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048939232

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/11/08
    合唱コンクールを巡るリア充の姫・マキマキvsオタサーの姫・オタヒメの対立に涼太が巻き込まれる今回は、メグたちリア充サイドのエピソードを中心に語られました。リア充でありつつづけるのも大変だけれど、誰もが皆それぞれの物語の主人公をしていて、何とも素敵な高校生活だなと思います。一方、メグとななこ氏の中間点に挟まれることになった”どちらでもない”亮太は、これから二人とどういう関係を築いて行くのだろう。彼らの今後が気になるけど『終章』で締めだったし続編は無いのかな…。ともあれ、楽しい学園青春小説でした。
  • よっち
    2018/07/10
    リア充女王・マキマキとオタクの姫・オタヒメが真っ向から対立したことで完全にグダグダとなった合唱コンクール。メグを諦められない木ノ本の複雑な想いも絡み、期間限定彼氏のリョータも傍観者ではいられない第二弾。様々な思惑が錯綜する中でうっかり木ノ本とメグだけが知る秘密の過去があることを知ってしまい、メグに対してどこまで踏み込んでいいのか分からなくなってゆくリョータ。けれどリョータを後押しするななこの存在があって、メグに向き合おうと決意した彼の奮闘がもたらしたひとつの結末にはぐっと来るものがありました。続巻も期待。
  • 中性色
    2018/07/17
    壁ドンする方が逆では。というわけで個人的に新世代ラブコメ第2巻。しかし、あれだな。オタク用語って実際に文や声にすると確かにキモいなこれ。今回はマキマキさんとオタヒメさんの話になるかと思ったけど、そっちはスパイス程度で結局というかメグ中心の話。まぁ、嫌いではないしいいのだけど。しかし話の焦点としてはそうだけど、まだラブコメ面ではななこ氏が大して見せ場ないのは気がかりだが
  • 活字スキー
    2018/11/20
    ネタバレあり
    【ネガティブ感想】一巻を読んだ時点では物足りなさ、消化不良感があったのでとりあえず続きが出てくれたことは良かった。しかし今回もすこぶるビミョーな出来であったと言わざるを得ない。スポットの当たる何人かのキャラはよく描かれてると思うけど、「オタク/リア充」という対立構造において、それぞれのキャラがいまひとつ群像劇として盛り上がらない歯がゆさ。弘前さん自身「ラノベ」を描きたいのかな~?ラノベ、オタクのお約束や流行りに煩わされずに、ライト文芸あたりでじっくり丁寧にやる方が良いもの書けそうな気がするんだけどな~。
  • アウル
    2018/07/14
    ネタバレあり
    一巻が可もなく不可もなくな感じだったんだけれども、とり合えず二巻購入してみたが一巻よりか面白く感じた。合唱コンクールが間近に控えたある日、リア充の女王とオタクの姫が対立しグダグダとなり色々な問題が浮かび上がる、傍観者ではいられなくなったリョータのとる行動とは・・・な話。メグの秘密を知り何処まで踏み込んでいいのか分からないリョータとそれを支えたななこ、そこから導き出しリョータの起こした行動が良かったわ。確かにタイトル通り青春してるな~。続きが楽しみになってきた。