エンジェル・ハウリング 1 獅子序章-from the aspect of Mizu

発売日 : 2000/10/25
秋田禎信入魂の新シリーズいよいよスタート
白く美しい指先に一瞬だけ力が込められる。ただそれだけ。それだけでその男のあごは音を立てて、あっさりと外れる。痛みにのたうち回る男をその真紅の髪の美女は、炎のような赤い瞳で冷たく見つめていた…。絶対殺人武器―イムァシアの刀鍛冶たちにより最強の暗殺者として育てられたミズー・ビアンカは辺境の街にいた。目的はとある退役騎士の情報を得ること。彼は“精霊アマワ”の手掛りを持つ唯一の男なのだ。世界の滅亡の鍵を握る“精霊アマワ”。その強大な力と、それを巡る陰謀にミズーはたった一人で闘いを挑む!触れれば切れるほど研ぎ澄まされた、冷厳なる幻想世界が君を待つ!秋田禎信入魂の新シリーズいよいよスタート。
  • レーベル: ファンタジア文庫
  • 定価: 506円(本体460円+税)
  • ISBN: 9784829113042
  • 判型: A6/文庫

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2016/01/17
    主人公に隙がないなー、ハードボイルドだなーと思いながら読んだ。作者はオーフェンの方だったのか、今度そちらも読んでみよう。
  • 草薙香里
    2018/04/03
    ネタバレあり
    うん…?よく分からないまま始まって終ったな。次巻は主人公がかわるのか
  • のれん
    2021/09/03
    見えないからこそ、未知であるからこそ神秘なるものが生まれる。 ミズーという早々にボカをやらかすのに、照れも隙も見せない女性戦士が面白い。 優男がドチャクソ怪しいけど、純朴さも出してきてどっちに転がるか分からない。 設定だけでなく、キャラクターと展開にリンクする秘密がワクワクさせる。 連載作品なので引きが珍しいが飽きさせない文章力は流石。 孤高でありながら、撥ねつける優しさと厳しさを持つミズーの台詞が可愛い。あとがきで中々見ない構成になってるようなので続刊も落ち着いて読もう。
  • isfahan
    2013/08/15
    読者が10歳年を取ってもなお感じられる「かっこよさ」を保持してる希有なライトノベル。ミズーのキャラクタ造形なんて完全に一般小説。実家に帰って久しぶりに再読。この本が出た頃ってまだライトノベルって言葉が一般的になるかならないかのころかな?あれからたくさんいろんな本を読んだけれど、面白さは全然変わらないな~。このシリーズ、萌えの隆盛に押され途中でドラゴンマガジンの定期購読を止めっちゃったから最後まで読んでない。この機会に再チャレンジしてみるのもいいかも~。
  • あおいたくと@灯れ松明の火
    2025/05/11
    ネタバレあり
    何年か再読したいと想い続けてやっと最近再読を開始。とにかく最初の一冊目というだけあって、世界観の紹介に終止していた印象が強い。(ミズー編の最初だから、というわけではなく、2巻であるフリウ編スタートは、それ単体でもはじまりとして話が分かりやすい印象があった。別にフリウ推しだからってわけではない←)ミズーは精霊や念糸を使えるってだけじゃなくて、アストラやいろんなキャラとの関係性がよりフリウ以上にうごめいてるように見えるからかなあ。続きも引き続き読みます。