ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター part2

発売日 : 1998/08/10
でも私は――死んでしまいたい。
君にはやらなければいけないことがあるかい? そうしなくてはだめだと思い込んでいることはないかい? それは君にとって本当に大切なことなのか、真剣に考えてみたことがあるかい? もし、君がどんなことをしてもやり通すというなら、それもいいだろう。だが、それが、何の望みも願いもない、ただの暴走であるなら、君は〈イマジネーター〉の手の中に墜ちているのかもしれない。もしそうなら、このぼく――〈ブギーポップ〉は、何度でも君の前に帰ってきて、そして“対決”するだろう――。
 ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞の上遠野浩平が書き下ろす、待望の新作。君はブギーポップに救われるのか、それとも……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784048671453

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

電撃文庫の新刊

  • 孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い 2
    孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い 2
    ギガ重彼女は彼にイチャあま、ときどき嫉妬。
    神宮寺 文鷹 (著者) / MAIRO (イラストレーター)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 世界の終わりに君は花咲く
    世界の終わりに君は花咲く
    死の雨、滅びゆく街。僕は世界と彼女を天秤にかける。
    成東 志樹 (著者) / みすみ (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 蒼剣の歪み絶ち 3 正義の最果て
    蒼剣の歪み絶ち 3 正義の最果て
    運命を絶ち切れ。自分が信じた“正義”のために。
    那西 崇那 (著者) / NOCO (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 千早ちゃんの評判に深刻なエラー 4
    千早ちゃんの評判に深刻なエラー 4
    新界を舞台にした国家間の暗闘は最終局面へ――
    氷純 (著者) / どぅーゆー (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • デスゲームに巻き込まれた山本さん、気ままにゲームバランスを崩壊させる 5
    デスゲームに巻き込まれた山本さん、気ままにゲームバランスを崩壊させる 5
    デスゲームエンジョイファンタジー、今回も全面改稿で登場!
    ぽち (著者) / 久賀フーナ (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ist
    2025/09/16
    織機が救われてよかったよ…。 時間軸や話者の視点変更がギュンギュン変わってるの、今となってはよくある表現だと思うが、当時はどうだったのか。 異能と異能に見えるけど身体能力が凄いだけなのといろいろあるのがおもしろい。
  • ののの@彩ふ読書会
    2022/08/28
    一日で一気読み。ブギーポップが出てくるとやはり安心感がすごい。キレイに解決。読んでいると自分でも何か書きたくなってくる。イマジネーターの言っていた突破できる人とはどういう意味なのか。気になる。
  • kmori299
    2024/08/01
    十数年ぶり。わからないようでいて、でもわかるような気がするところに落としてくれるのがうまいなと思う。今の若者にも通じるのかは、わからないけど。
  • 5263
    2024/03/21
    ライトノベルはもともとティーンズ向けだったのだとあらためて思わされた一作。 下手すると説教臭くなるようなアドバイスを、ブギーポップという捉えどころのない、それでいてちょっとカッコつけたキャラに言わせることですんなり受け止められてしまう。 彼の言葉に自分が若い時に出会っていたら共感し、尊敬していたかもしれない。 当時の悩める若者に救いの手を伸ばそうとする姿勢が新鮮だった。今の時代の新シリーズラノベ作品の中でそういったティーンズ向け作品ってあるのだろうか。探したくなった。ラノベ読者の移ろいを感じた1冊だった。
  • 青味泥シンカ
    2023/10/15
    衣川琴絵のパートが、大昔に読んだよりも響きました。青春群像劇の、主役とヒロインと敵方には含まれない者達の、なんだかはっきりとしない物寂しさ、という所なのでしょうか。それはパート2全体にも言え、パート1よりこちらの方が好みです。満を持して現れるブギーポップのあのエントリーも、その寂寥感があればこそ、でしょうか。覚えているようでちゃんとは覚えていなかった、レコードが不意に途切れるような結末の仕方も良かったです……そんな締め括りを他所に、これからも現れ続けるイマジネーターって奴は、一体本当になんなんでしょうね?