陰キャになりたい陽乃森さん Step2

発売日 : 2018/01/10
「わたしを陽キャにしてぐだざいい!」 異文化激突ラブコメ第2弾!
陰キャと陽キャの歩く道は交わらない――それをある意味覆した、陽乃森さん変貌事件からしばらくして……今度は陰キャ部に陽キャ化希望の波が到来? ポリシーを主張して協力を拒否する俺に対抗して、陽乃森さんは仲間を呼び寄せた!?
 変わらないもの、変えたいもの、変わってほしくないもの、それでも変わっていくもの――それぞれの想いが交錯する先にあるものは?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048936101

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みんなのレビュー

  • スズ
    2018/01/29
    陽キャの頂点である陽乃森が陰キャ部に加わり、暗い自分を明るい自分に変えたい透子と因幡は、陽乃森とその親友二人に陽キャになるためのプロデュースを受ける事に。慣れ親しんだ二人がどこか遠くに行ってしまうような不安を覚える鹿家野と理子はしばらく様子見をする事にするが…。幼稚園の頃からずっと隣にいた透子がどんどん明るく綺麗になっていく姿に見惚れる一方で、彼女との心の距離が離れていく事が怖い鹿野家の複雑な胸中が心配でしたが、幼稚園でいじめられていた自分を唯一守ってくれた鹿家野の事を大切に想い続けていた透子が良かった。
  • まりも
    2018/01/14
    陰キャ部に陽キャ希望の波が到来するシリーズ第二弾。変わらないもの、変えたいもの変わって欲しくないもの。そんなそれぞれの想いの交差を変化の波と共に描いた今作。見た目が変わって付き合う人が変わっても、根っこの部分は変わらない。だからこそ何よりもコミュニケーションが大事になる。それを因幡の迷走によるドタバタ騒ぎや透子とのすれ違いなどを通じて教えてくれる、そんな素敵な内容になっていました。言葉で伝えるって簡単だけど難しくて大切なんだよね。ラブコメ力も上がってるし、次巻も期待してます。
  • よっち
    2018/01/11
    陽乃森さんの変貌事件の解決後、「陰キャ部」に陽キャ化希望の波が到来。協力を拒否した鹿家野に対抗し、陽乃森理瀬が強力すぎる仲間を呼び寄せて陽キャ化を推進する第二弾。陽キャに憧れる後輩因幡と幼馴染透子と、彼女たちの陽キャ化に協力する六曜&庄司コンビ、それでいいのかと葛藤する鹿家野。六曜をげっそりさせた因幡の迷走には苦笑いでしたけど、一方で透子の変貌ぶりに対する鹿家野の困惑に関しては庄司さんに同感。変わるもの変わらないものがある中で、今回いろいろ思う所ありそうだった理瀬を絡めた今後の展開が気になるところですね。
  • 中性色
    2018/01/22
    とりあえず、何か持ってる=陽キャという考えやめろ。前巻は陰キャになりたい動機や、それの展開に正直無理があって微妙だが、今回は陽キャになりたいという理由と、そこからそれぞれの葛藤などがしっかり書かれているので持ち直した印象。ただ、最後って結局解決したのかわからずじまいな所があるのが。それにさまざまな方面でここまでだと消化不良になりかねないな。まぁ、ぶっちゃけ前作の方がこの人らしいというのが一番なんだけど。個人的には理子と透子が好み
  • アウル
    2018/01/12
    ネタバレあり
    今回は陰キャになりたいのではなく、陽キャになりたい因幡さん達といった巻。変わろうと努力する部員の面々、その変化を受け入れられない主人公の気持ちのすれ違いが溝を広げていくのだが透子の発言で中身自体は変わっていないと知れたのが良かった。果たして此処からどうなるんだろう?因幡はどう考えても陽キャラにはなれないよなwセンスが独特すぎるw