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モンスター・ファクトリー左遷騎士が始める魔物牧場物語

発売日： 2017/09/20

魔物栽培に、モンスター料理。悠々自適な魔物牧場ライフ！

王国騎士コータス・リバティンが左遷された辺境の牧場町で出会ったのは、清楚可憐な調教師レスカ。歩くキノコや、魔物が産んだ卵料理……同棲することになった彼女と過ごす魔物牧場での生活は驚きに満ちていて!?

レーベル：ファンタジア文庫
定価： 660円（本体600円＋税）
ISBN： 9784040724898

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スズ

2018/09/18

44

貴族の嫌がらせで辺境の田舎町に左遷された平民騎士コータスと、魔物の畜産が主産業の牧場町で小さな牧場を経営する少女レスカが紡ぐのんびり牧場ライフ物語。突進癖があるが乳は極上の乳牛や汚水を真水にろ過するスライム等、町の生活を支える魔物達を世話しつつ、居候先のレスカ牧場で初めての牧場仕事に精を出すコータスの頑張りが好印象でした。著者の別作品『Only Sense Online』に登場するスキル「センス」に似た「加護」という能力が登場し、【頑健】の加護で牧場を襲う悪い魔物達に奮闘するコータスの雄姿もかっこ良かった
サキイカスルメ

2017/09/25

12

もっと、もっとモンスターを！辺境の牧場町に左遷されてしまった騎士コータスが、そこで魔物牧場を営むレスカに出会い手伝いをする話。共存が基本の魔物牧場というのが、ほのぼのしていてよかったですね。後半はバトルで殺伐とした部分もありはしましたが。コマタンゴの自分から刈られにやってくるシュールさや、ピュアスライムのできる子感など楽しかったです。唯一のヒロインレスカも可愛く、一生懸命な良い子で応援したくなりました。真面目な鍛錬バカコータスといいコンビだと思います。
真白優樹

2017/09/21

7

全ての人間が加護を持つ世界で、辺境に左遷された青年が魔物の牧場を営む少女に出会い、始まる物語。―――辺境で知るのは、戦いではない新たな生き方。騎士以外の生き方を知らぬ青年が、初めて敵ではない魔物達と出会い、戸惑いの中で揺れながらも、戦うだけの生き方から変わっていく。そんな優しい風とのんびりとした空気を漂わせるこの作品は、全体的に穏やかな作風であり、肩の力を抜いて楽しめる心が穏やかになり温かくなる作品である。この牧場で生きる事を決めた青年は、これから先どんな魔物と出会うのか。次巻も楽しみである。
524

2017/09/21

6

☆6　【クワは武器】田舎に左遷された騎士が魔物牧場で働きながら村の護衛をするファンタジー系作品。思っていたよりは戦闘描写が多くスローライフしていなかったのが残念だが、つまらないわけではない。もっと家畜化された魔物との交流が増えればまったり感も出るのかなと思った。主人公も実はただのチートじゃなくて、摂取したエネルギー分以上の回復能力はないとわかってるから今後もバトルシーンでの緊張感は保てるだろう。【お気に入りキャラ：なし】
nawade

2017/09/21

6

★★★☆☆　辺境の牧場町に左遷された王国騎士と魔物牧場を営む少女との出会いを描いたセカンド魔物牧場ライフ。魔物を繁殖させ、魔物の特性を活かし、食料や人々の生活を豊かにする魔物牧場。そんな牧場を一人で切り盛りする少女・レスカとの出会いが騎士以外の道を知らなかった主人公・コータスに新たな道を照らし出す。危険な魔物の暴走も賠償責任にならず、なんとかなっちゃうおおらかな風土の元、主人公が魔物＝敵の認識から徐々に変化していく様が描かれている。歩くキノコなんかはこのすばを連想しちゃいました。