E.G.コンバット2nd

発売日 : 1998/12/10
電撃文庫珠玉のSFストーリー、第2弾登場
奇跡の緊急出撃訓練大成功からしばらくたち、ルノア隊の興奮も冷め始めた頃、逆に燃え始めた女の子がひとり―月面訓練基地随一の優等生、カデナ・メイプルリーフその人である。彼女はずっと憧れだったルノアに何とか自分の隊の教官になってもらおうと、策謀を始めたのだ。さらにルノアの天敵ラセレーナも別口でルノアを陥れるための陰謀を開始してしまったために、なんだかとんでもない危険がルノア隊面々を襲う! そしてその危機を乗り切るため、ルノア隊の双脚砲台GARPが身の犠牲を省みず……!
爆笑&感動の人気シリーズ第2弾登場。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840210362

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みんなのレビュー

  • 凜音
    2023/06/11
    ネタバレあり
    読了 難関をクリアしたルノア隊。今巻はは筆記のテストと哨戒任務同行演習を絡める事で流体脊髄素子「GARP」を語る巻。 もう感想としてはGARPお前ってやつは…といった感じでした。筆記テストの戦場に出ない机上論と現場論のぶつかり合いは爽快感があったしそこまでの展開は1巻に続きギャグ調というか笑える部分もありました。 しかし、そこから哨戒任務編では一気にシリアス展開。流体脊髄素子「GARP」という人工生命体の尽くす姿に感動。子供を見守る親のような教師のようなそんな存在が身を呈して動く姿には涙が止まらない。
  • 微塵子大魔王
    2024/05/26
    「救世軍操脚兵第二種資格取得試験」と「哨戒任務同行演習」について描かれた今巻。前者は現場に参加するためには必須の資格で医療技術試験も含まれており、注射をし合うルノア隊の面々はおつかなびっくり。記述ではカデナ隊とのゴタゴタがあり、これまた楽しませてもらいました。後者はラセレーナの嫌がらせもあり、ハラハラさせられる展開で目が釘付けになりました。後半に行くにつれ、加速していく物語に脱帽。GARPの活躍、ルノア隊の絡み、キャラを魅力的に仕立てる能力に長けすぎですね。
  • iwtn_
    2023/03/18
    ネタバレあり
    Kindleだと何処でも何時でも手軽に読めるのは大変良い。中身としては実戦がメインになるが、教育機関と現場との温度差というものが、試験と初戦?という形で二重で描かれているように思える。ピーキーなメンバーの活かし方も上手い。また、世界観をより鮮明に描写する手段としてのスラングにちなんだ穴についても、とても興味深い伏線となっている(ただし「まだ」解明されていない)。更に人工知性であるGARPが大活躍する話でもある。尋問形式の文体も面白い。盛り沢山でよくここまで詰め込んだものだ、とも思う。
  • すったもんだ
    2019/06/21
    カデナメインかと思いきや、GARPメインと言ったところ。1巻よりさらに濃いなあ。氏の作品知ってるだけに生き残っているが驚き。月と言う最前線から離れた場所と言う油断を見事に突いてきました。月に空いている不可思議な穴からの思いもよらぬ敵。前巻であんまりだったペスがかっこいい。インタビュー形式と言う演出が光った巻。
  • TCrb
    2012/08/23
    今度は「バカでかい穴の中を落ちてるだけ」でここまで濃く、熱くできるというもの。試験対策編では教官と部隊の関係が切っても切れないとこまで来てることのみならず、上層部の思惑の絡み合いまで見せてくれており、並の作品ならばあの「珍回答」を延々とネタにしそうなところを、巧妙に構成している。落下の章の尋問パートも好きだ。現場と司令との対立ってのはこうした題材だと外せないところだが、これまた良い。一番気に入ったのは、ルノアが一枚の写真を置き去りにするところの心理だろうか。