人狼×討伐のメソッド Ⅱ 星繋ぐ巫女のフォークロア

発売日 : 2017/05/25
第12回MF文庫J新人賞受賞作第二弾!
東京人狼討伐庁長官補佐・吉田射織。討伐サイボーグと言われた心冷え切った男の前に現れたのは、一人の少女だった。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040692326

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みんなのレビュー

  • 真白優樹
    2017/05/27
    サイボーグと呼ばれる討伐官の男が、山奥で少女と出会い始まる今巻。―――星が繋がる夜、全ての真実も繋がる。人を襲わぬ穏やかな人狼を見てアマゾンを思い出したのは私だけか。それはともかく、閉鎖的な環境での人狼と人間の共存が描かれる今巻は、各人の思惑が渦巻き、様々な謎が交錯する中、サイボーグと呼ばれる男がかつて手にしていた情熱を取り戻し、少女を守る為力を尽くす巻となっている。絆を結ぶ男と少女、果たして本当に人狼と人間は共存出来ぬのか。分かり合えぬ二つの種族のこの先は闇か、それとも光か。 次巻も楽しみである。
  • 陸抗
    2017/09/03
    人狼は「悪」であり、討伐対象という認識しか無かった吉田射織。封鎖された神代村で出会った、アイカとのふれあいで、射織は考えを変えていく。一方で、村の人狼を討伐しようと躍起になる、別の討伐官も。2つの事件が複雑に絡み合い、人狼の考え方も様々だと教えられた。人狼もまた、時代の流れの被害者か…。共存を唱えるのは無理だろうけど、上手く住み分けが出来る日は来るのかな。
  • なぎ
    2017/06/21
    ネタバレあり
    今回は射織が主人公。サイボーグと評される程冷静沈着な射織がアイカと出会ったことをきっかけに少しずつ人情味溢れるキャラに変化していく過程が好きです。村での奇妙な風習やアリスチルドレンなどミステリ要素も入れながらストーリー展開していき、前回よりも面白かったです。 最後の射織のファーストキス発言にギャップ萌え。アイカのことを大好きだと自覚しておきながら、「二度と会わない」と線引きしているあたりが真面目な射織らしいなと。アイカにはこれからも健やかに育ってほしいです。人狼はやっぱり被害者でもあるんだよね…。
  • 古だぬき
    2017/06/17
    ネタバレあり
    まさかMF文庫で本格サスペンスが読めるとは、、この作家さん、物が違う!面白かった!一巻がアレだけにブルブル、震えながら騙されないぞー騙されないぞーって読んでた。衝撃と叫びで殺しにきたのが一巻。それでこの作者さん、怖いこと平気にでやってのけると思わせてからのー、本格サスペンスエンタメ!凄ぇ!熱とエゴ度では一巻だけど、キャラ立て、展開、話の作り込み具合は二巻。別の味わいで完成度はこっち?討伐サイボーグに起こったバグ。アイカの不透明な背景。アリスチルドレン。雑誌の謎とキナ臭い歴史の村。いくつものストーリーライン
  • ゆーき
    2020/01/30
    ネタバレあり
    人狼は、絶対悪。 射織の強固な主観をアイカの優しさが解いていく。 人狼は悪い奴ばかりではない。良い奴もいる。という考えは人狼討伐官には、不要かもしれません。 今後の討伐が苦痛を伴うものになるでしょうから。 それでも、今巻の射織とアイカの出会いは、射織の成長のためにも必要なものだったんだろうなあ。