はたらく魔王さま！ １７
発売日 ：
2017/05/10
フリーター魔王さまの庶民派ファンタジー、大魔王の遺産を探す第17巻！
正社員登用試験に落ちた悔しさを仕事にぶつけ、いつも以上に神クルーっぷりをみせる魔王。だが、異世界エンテ・イスラから日本にやってきて以来ずっと掲げていた目標を失い、見た目とは裏腹に落ち込んでいた。
さらには、何者かに襲撃され可愛いニワトリの姿で弱ったままのカミーオや、「大魔王の遺産」最後の一つ「アストラル・ジェム」の行方など、解決すべき問題も山積みだった。
そんな中、カミーオ襲撃の鍵を握ると思われる存在が代々木周辺で目撃される。天祢と共に現場に向かった魔王は、そこでワニのような悪魔と遭遇。なんとか確保したものの、六畳一間のヴィラ・ローザ笹塚201号室で世話をすることになり、仕事にプライベートに、魔王は心の休まる暇がなくなってしまい……。
一方マグロナルドでは、店長の木崎に異動命令が出たことで、恵美や千穂を始めとしたクルー達に動揺が広がっていた。木崎と今後について話す魔王を見て、恵美と千穂は魔王が日本に留まる理由がなくなるのではと、不安を覚え始める。エンテ・イスラに戻るのか、日本で仕事を続けるのか、今後のキャリアをどうするか悩み始めた魔王のとる選択肢とは──。
お仕事成分多めでお贈りする、庶民派ファンタジー第17巻！
さらには、何者かに襲撃され可愛いニワトリの姿で弱ったままのカミーオや、「大魔王の遺産」最後の一つ「アストラル・ジェム」の行方など、解決すべき問題も山積みだった。
そんな中、カミーオ襲撃の鍵を握ると思われる存在が代々木周辺で目撃される。天祢と共に現場に向かった魔王は、そこでワニのような悪魔と遭遇。なんとか確保したものの、六畳一間のヴィラ・ローザ笹塚201号室で世話をすることになり、仕事にプライベートに、魔王は心の休まる暇がなくなってしまい……。
一方マグロナルドでは、店長の木崎に異動命令が出たことで、恵美や千穂を始めとしたクルー達に動揺が広がっていた。木崎と今後について話す魔王を見て、恵美と千穂は魔王が日本に留まる理由がなくなるのではと、不安を覚え始める。エンテ・イスラに戻るのか、日本で仕事を続けるのか、今後のキャリアをどうするか悩み始めた魔王のとる選択肢とは──。
お仕事成分多めでお贈りする、庶民派ファンタジー第17巻！
- レーベル： 電撃文庫
- 定価： 693円（本体630円＋税）
- ISBN： 9784048928922
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みんなのレビュー
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まりも2017/05/1355真奥正社員試験に落ちる⁉︎第17弾。正社員になるという日本での目標を失った真奥にさらなる試練が訪れる話。介護疲れとか世知辛いにも程があるぜ…久しぶりの本編だったわけですが、このシリーズらしさ全開でしたね。まさかライトノベルで就職の話やら介護疲れやらが話題になるとか、この作品は本当リアリティの出し方がスゴいわ。ホワイトデーイベントもニヤニヤ出来て良かった。肝心の物語に関してはそこまでの進展は無かったけど、魔界編で進展があることを祈るのみですね。急展開を迎えた訳ですが果たしてどうなるのか。次巻も楽しみ。
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よっち2017/05/1053正社員登用試験に落ちてしまい、日本にやってきて以来ずっと掲げていた目標を失って落ち込む真奥。さらには最後の大魔王の遺産「アストラル・ジェム」の行方など問題も山積みの第十七弾。店長の木崎に異動命令が出たり、代々木周辺でワニのような悪魔と遭遇したりとかなりカオスな展開でしたけど、そんな中でも今回はこれまでの経緯を思うとなかなか感慨深い心境の変化が垣間見えたり、なるようになるもんだなあとしみじみ思いながら読んでたんですが、さすがにそんな感じのままでは終わらなかったですねー。急展開でどうなるか次巻が楽しみです。
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たち2017/05/1647ネタバレありはっきり言って、異界の将来の方が重要なんでしょうが、私は日本の木崎さんの、三年後独立計画の方に魅力を感じてしまいました。サリエルと魔王が一緒にカフェで働いている姿をぜひ見てみたい！ちょっと長くなりすぎている感のあるこのシリーズ、うまいこと決着がつくのかな～。心配…。
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中性色2017/05/1338まさかの介護疲れ。今回は木崎さん回。そういやメインクラスでは唯一異世界に関係なかっただけに、ここで切る考えなのか。今回はここ最近に比べれば面白かったけど、逆に言えばやっぱり異世界要素は最低限でいいんだよなこれ。あとやっぱ漆原のキャラは好きだなぁ。あと挿絵だとやっぱりちーちゃんおっぱい大きい。しかし、こうなると今度は神官たちが相手になるのか
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へくとぱすかる2022/09/1236初期からここまで続いていたいくつかの伏線が、ここにきて表面化。すでに完結していることを知っていることもあって、物語も終わりが近づいていることを、ひしひしと感じさせる巻。笹塚での日常なのに、否、だからこそ、その貴重な時間への思いがそれぞれの心を締めつけていくようだ。作中の時間は、ここにいたってもまだ１年に満たない期間でしかないが、あまりにいろいろな出来事に翻弄されて、みんなが変わり始めているのが、ここから先の激動を予感させる（とはいえ、まだ先の巻を読んでいませんが）。できれば、ハッピーエンドになってほしい。
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