暗極の星に道を問え
発売日 :
2017/02/10
若き勇者の数奇なる運命を綴る禁断の叙事詩が、いま紐解かれる――。
人々の期待を背負って、強大なる魔王を討ち果たした少年、トウカ。しかし、彼に報いるべき王家は非情にも裏切り、少年の命を奪い取ってしまう。
この日、ひとりの勇者が死んだ──。
宇宙に漂う巨大な竜骸で形成された惑星。そこに生まれ、数奇なる運命に導かれる、かつて勇者と呼ばれた少年の物語。
復讐の刃とともに厳しく荒れ果てた地を彷徨う彼の行く手に、希望という名の光明は差すのだろうか?
いま、禁断の叙事詩が、紐解かれる──。
この日、ひとりの勇者が死んだ──。
宇宙に漂う巨大な竜骸で形成された惑星。そこに生まれ、数奇なる運命に導かれる、かつて勇者と呼ばれた少年の物語。
復讐の刃とともに厳しく荒れ果てた地を彷徨う彼の行く手に、希望という名の光明は差すのだろうか?
いま、禁断の叙事詩が、紐解かれる──。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048925457
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2017/02/1232魔王を倒し王国を救った筈の勇者が、救った王国からの裏切りに会い殺されかけるところから始まる復讐ファンタジー。手堅く纏まっているので良くも悪くも安定感のある作品ですね。魔王の娘と平民の母を持つ王族の女の子。そして敵側にはかつての味方だった傲慢な王子とキャラ配置も分かりやすく、展開もシンプルなのでサクッと読めるのは魅力的だと思います。ただバトル等も含め全体的に盛り上がりが少なく、平坦なのは残念だったかな。因縁の敵との最終決戦はもうちょっと派手さがあっても良かったんじゃないかと。次巻は多分読む。
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宇宙猫2017/03/2320ネタバレあり★★★ 魔王を倒した勇者が王家から邪魔者として抹殺されかけ復讐を誓う話。よくある話だけど面白くないわけでもない。でも、少女が勇者を取り合うところが鬱陶しい。
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しぇん2017/02/1110魔王を倒して凱旋した勇者が邪魔になった王家に裏切られ殺されかけた所から始まる復讐物。復讐心に燃えていても理性のが上回っているので、良くも悪くも落ち着いた物語になっている感じでした。派手な展開もおきてるはずなのですが、何か地味というか。続きは気分次第で。
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HANA2017/03/089勇者として活躍した主人公が王族に裏切られ、今まで敵だった相手と一緒に復讐を行う話。ご都合的な展開が多かった感じではあったけれど、展開自体は面白い。またキャラクターもそれぞれしっかり特徴があって分かりやすかった。
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真白優樹2017/02/129魔王を倒した勇者の少年が、王家に裏切られ始まる物語。―――復讐の道行きは誰に問う、巨大なる骸は何を返す。復讐に身を落としながらも、どこまでも何かに誠実に突き進む少年。そんな少年を魔王の娘は仲間として認め、王女の少女は心を痛めながらもその道から連れ戻すべく、覚悟を決める。姿を消した太陽の剣を追い、突き進む先とは。全体的には王道的な復讐系ファンタジーといった物語であり、シンプルながらも奥深い世界で、分かりやすい、だがそれぞれ魅力的な人物達が踊る物語である。太陽の導く先、魔王になった少年はどう進むのか。
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